鵜戸山の磨崖仏
鵜戸山の磨崖仏の場所
鵜戸山八丁坂を下った右方岩壁に不動明王、さらに小高い丘を越えると裏側に閻魔大王および四天王がある。
鵜戸山の磨崖仏の歴史
鵜戸山仁王護国寺の第47世の別当隆岳がその在任中の明和元年(1764年)と同二年に宮崎古城村(現在の宮崎市古城)生まれの仏師延寿院に彫刻させたもの。
当時は不動明王及び両童子ならびに護摩堂も建立してあり、鵜戸山守護仏として祀られていたものとみられる。
浜辺の潮風にさらされて風化も進んでいるが、閻魔大王の像は完全に近く保存されその右方に四天王の彫刻仏も認められる。
日南市は昭和45年11月これを文化財(彫刻)に指定した。
一、不動明王 仏身大 1.27m 火焔後背(かえんこうはい)1.55m
一、閻魔大王および四天王 / 現地案内板 平成元年10月吉日 日南ライオンズクラブ記 転載
鵜戸山の磨崖仏(不動明王)
〔 鵜戸山の磨崖仏(不動明王) 〕
〔 鵜戸山の磨崖仏(不動明王) 〕
鵜戸山の魔崖仏(閻魔大王)