太陽宮崎県の山一覧(主な山)

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宮崎県の主な山一覧 


名称 場所 標高 概要
双石山
(ぼろいしやま)
宮崎市大字鏡洲  509 自然林の常緑広葉樹が生い茂っており、昭和44年、双石山自然林として国の天然記念物に指定される。登山道展望台などが整備されており、絶好のハイキングコースとなっている。
稲妻郷土の森
(いなづまきょうどのもり)
都城市山田町大字山田(長尾国有林・石風呂地区)  453.7 90年余りのケヤキ人工林だが、イチイガシなどの天然広葉樹林も混在している。熊本営林局管内のケヤキ人工林としては、最大の面積規模で人工林として見本となるような価値を持っている。春には『山桜』が咲き誇り、秋には『紅葉』がみられ遊歩道や展望台、野鳥観測所を設置し、森林浴も楽しめ気軽に散策できる。『自然のふるさと』として整備され、貴重な自然探索コースとなっている。
行縢山
(むかばきやま)
延岡市行縢町  831 昔、武士が狩りや乗馬の際、着用した「ムカバキ」にちなんで名付けられたという。中でも雄岳、雌岳相寄るところの「行縢の滝」(高さ77m)が有名。祖母傾国定公園に指定された行縢の名勝で、原生林におおわれた行縢山は四季を通じて登山、ハイキングに絶好の山である。ふもとには県営の「むかばき青少年自然の家」がある。
比叡山
(ひえいざん)
延岡市北方町下鹿川  918 中国の山水画を思わせる絶景が広がる。昭和14年国の名勝に指定されている。
鉾岳
(ほこだけ)
延岡市北方町上鹿川  1277 大崩山と同じ祖母傾国定公園に指定されており、花崗岩から構成されている。花崗岩の一枚岩は全国的にも最大規模を誇り、高さは350mにも達する。ロッククライミングの名所として知る人ぞ知る秘境。
大崩山
(おおくえやま)
延岡市北川町・北方町  1644 祖母傾国定公園を代表する山で、春はアケボノツツジ、秋は紅葉で楽しめる。
大幡山(大幡地)
(おおはたやま)
小林市ひなもりオートキャンプ場から西へ約2時間30分  1353 霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕北側中部の広大な自然公園地帯で、初夏はミヤマキリシマが一帯を埋め、深い緑と澄んだ藍色の火口湖があり、四季それぞれに趣を異にする景観の素晴らしいところである。
七熊山
(ななくまやま)
小林市須木内山国有林  928.9 村の南部に位置するこの山は、五葉松の自生地として知られ、古くは信仰の山であった。今もその隠念仏の寺の跡地が残る。またこの山を越え、遠く高岡町まで塩を買いに行った馬道が尾根筋にあり、昔のおもかげを残している。山頂への道は奈佐木側の大規模林道を利用して行くと約1時間で山頂につく。山頂からは遠く桜島、宮崎市、霧島連峰が見える。
大森岳
(おおもりだけ)
小林市須木重永国有林  1109 九州中央山地国定公園の南端にあり、九州でも数少ない照葉樹林山系で、秋の紅葉は期待できないかわりに、冬期でも常緑樹に覆われて南国の暖かさを感じる。1 、000mをこえる山岳の北限地帯をなし、宮崎市街地から北西に見る山容は、大淀川上流に三角錐の美しい形を見せている。周辺には霧島連峰、白髪岳、市房山、石堂山があり、山頂からの展望も良好である。
生駒高原
(いこまこうげん)
小林市内からえびの高原に通じる県道1号線沿い  500 霧島連山を背に九州山地を望み、眼下に西諸盆地が展望できる。春は菜の花、アイスランドポピー、秋はコスモスが見渡す限り高原を埋め、花の高原として全国に知られている。
冠山
(かんむりやま)
日向市東郷町大字山陰  438 耳川をはさんだ役場の対岸にそびえる冠山は、その姿が王冠のような形をしており、町のシンボルとなっている。冠山には登山道も整備されており、特にヤマザクラが山肌を彩る3月下旬から新緑にかけてが美しい。
矢岳高原
(やたけこうげん)
えびの市  700 県立公園に指定されている。ここからの展望はすばらしく、JRの三大車窓のひとつである。霧島連山の眺望、遠くは桜島まで見渡せる絶好の展望地。スカイスポーツのメッカでもある。
えびの高原
(えびのこうげん)
えびの市霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕  1200 日本で最初に指定された「霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕」内にあり、春のミヤマキリシマ、夏のキャンプ、秋のススキ・紅葉、冬の樹氷・スケートと、四季を通じて自然を体感できる。年間多数の観光客が足を運ぶ。
甑岳
(こしきだけ)
えびの市霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕  1301 えびの高原の北東に位置し、九州南部の代表的な針葉樹林として国の天然記念物に指定されている。火山湖や湿原のある山頂には、モウセンゴケなどの湿地植物が自生している。山頂までは約40分。
韓国岳
(からくにだけ)
えびの市霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕  1700 霧島火山の最高峰で、直径900m、深さ300m に達する大きな火山湖をもっている。山頂からの眺望は最高で、昔韓国( 朝鮮半島)まで見渡せたということで、その名が付いたと言われている。登山者には人気の山である。
鰐塚山
(わにつかやま)
三股町大字長田  1119. 2 三股町の東方に位置し、日南市・日南市・北諸県郡・宮崎郡が接する所にあり、頂上にはテレビ塔が建設され晴天時には錦江湾・志布志湾を眺めることができる。
高千穂峰
(天の逆鉾)たかちほのみね(あまのさかほこ)
高原町  1574 霧島連山の主峰で、山という文字そのままの形で、中央に高く角錐の頂が見え、その左右に一段下がって肩を張ったように稜線が際立ち、やがて雄大な裾を引く秀麗な山である。又、天孫降臨の伝説をもつ山でもあり、山頂には「天の逆鉾」が立っている。更に六合目付近からは「ミヤマキリシマツツジ」の自生地が広がり5月中旬〜6月中旬には山肌がピンク色に彩られ鮮やかである。
釈迦ケ岳
(しゃかがたけ)
国富町  830.6 釈迦ケ岳はこの地方の霊山として釈迦像を安置し崇拝していた。時に一人の高僧が、山頂に伽藍を建て薬師如来像を安置して金峰山長喜寺と呼ぶようになった。その後唐から帰朝した伝教大師は九州の霊山を巡礼中、この釈迦岳に立ち寄り、西本尊を礼拝すること3 年に及んだが、山頂は水に乏しく狭いことから釈迦像のみを残して現在の法華嶽の地に移したと伝えられている。登山口より約 3.6q登山約2時間、下山1 時間30分の登山にも手頃な山である。
式部岳
(しきぶたけ)
国富町  1218.9 式部岳は国富町の最高峰です。山頂に近づくにつれ、アカガシ、モミ、ブナ、ヒメシャラの巨木が茂り、林床は空間が広がり見通しも良く、快適に歩くことができます。4月から5月にかけては、自生するツツジの花が美しく、登山者を楽しませてくれます。
観音山
(かんのんやま)
新富町鬼付女  57 楕円の碗を伏せた形の独立峰で、日向灘を一望におさめる景勝地である。東南角に急傾斜な登山道があり、途中の洞穴に、通称「岩観音さま」が安置されている。観音山の頂上には、佐土原藩の遠見番所が置かれていたが、現在は海上保安庁の灯台がある。西側からの登山道には、「八十八ケ所」とよばれる石仏が並んでいる。
石堂山
(いしどうやま)
西米良村  1,547 米良三山の一つ。アケボノツツジやミツバツツジが咲く。
天包山
(てんぽうざん)
西米良村  1,188 米良三山の一つで気軽に登山が楽しめる。鹿やキジなどの野生動物や美しい高原植物の宝庫。アケボノツツジやミツバツツジが咲く
市房山
(いちふさやま)
西米良村  1,722 九州中央山地の主峰。東は日向灘と宮崎平野、西は人吉盆地の眺望がすばらしい。米良三山の一つ。アケボノツツジやミツバツツジが咲く。
尾鈴山
(おすずやま)
都農町尾鈴  1405.2 都農町と木城町の境にある山。地質は尾鈴酸性岩類で石英斑岩なからなる。南東部は名貫川の源流部で、欅谷・矢研谷には酸性岩を削る無数の瀑布がかかり、尾鈴山瀑布群として国名勝の指定を受けている。また、豊富な降水量に恵まれ、シャクナゲや尾鈴寒蘭の自生地としても知られる。
九佐衛門峠
(くざえもんとうげ)
美郷町北郷区大字宇納間(本村と諸塚村、日之影町との境にある)  1100.6 本村で最も高い。登山道があり徒歩で約20分程。
黒岳
(くろたけ)
諸塚村大字七ツ山  1,455 諸塚村最高峰で、最大のブナの原生林がある。ふもとに九佐衛門峠はフクジュソウの自生地や鍾乳洞がある。
諸塚山(大伯山)
(もろつかやまおおさこやま)
諸塚村大字七ツ山7797 番  1341.6 ブナ、ミズナラが自生し、4月下旬から5月はじめにかけて、アケボノツツジが咲く。毎年3 月の第1日曜日に、日本一早い山開きが行われさる。2月に雪がふると、落葉した樹木の枝に、雪がつもり氷つき、樹氷となる。
赤土岸山
(あかどぎしやま)
諸塚村大字七ツ山7797 番  1169.3 五ケ瀬町の三ヶ所地区との境にある。アケボノツツジの群生がみられ、諸塚山とともに登山愛好家が多く訪れる。
国見岳
(くにみだけ)
椎葉村  1738 熊本県境に位置し県内第2の標高。
白岩山
(しらいわやま)
椎葉村  1646 扇山−白岩山−向坂山を通り五ケ瀬町に通じる霧立越は昔の交易道。
矢立高原
(やたてこうげん)
椎葉村大河内字矢立  1000 熊本県境市房山の麓に広がる高原。
扇山
(おおぎやま)
椎葉村  1661 シャクナゲの群生地
祖母山
(そぼさん)
高千穂町五ケ所  1756 祖母、傾、大崩山系の主峰祖母山は宮崎、大分、熊本3県にまたがる秀峰で九州本土第2位の高山。西日本に残された唯一の原生林を始め、動植物も学術上貴重なものが多く、棲息分布もきわめて豊富。中腹には、夏期も結氷がみられる風穴がある。
五ケ所高原
(ごかしょこうげん)
高千穂町五ケ所  800 九州の雄峰、祖母山の麓に広がる高原で、祖母登山口やわらび狩りなどで知られ、ここには祖母、九重、阿蘇の3峰を眺望できる三秀台がある。またこの三秀台には、英国人宣教師ウェストン氏が日本アルプス開拓に先立ち、明治23年11 月6日に祖母登山したのを記念したウェストン碑が建てられている。
桝形山
(ますかたやま)
五ケ瀬町桑野内 上赤  982 山頂の展望は360度南阿蘇の雄大な光景が見渡せて阿蘇連山、根子岳、久住山、祖母山、雲仙普賢岳などの山々、眼下には五ケ瀬川の渓谷、雲海などが展望できて大パノラマを展開する。また、付近は広葉樹林の中を探索できる遊歩道も整備されており、四季を通じて楽しめる。
樺木岳(城山)
(かばきだけじょうやま)
五ケ瀬町桑野内  930 その昔お城があったと言われ、頂上付近は、平らな部分が多く残っている。登山道も整備され気軽に登山が出来る。
烏岳
(からすだけ)
五ケ瀬町桑野内 土生  672 祖母傾国定公園に属し標高は672mと高い山ではないが、山頂は360度に開け眼下に五ケ瀬川渓谷を望み阿蘇・久住・祖母などの雄大な山々が展望できる。頂上展望所には、四阿、ベンチ、ツツジ園遊歩道も整備されており女性や子供にも手軽なハイキングコースとして登山が楽しめる。
白岩山
(しらいわやま)
五ケ瀬町鞍岡 波帰(国有林)   1646 九州中央山地国定公園に属し、高山植物の宝庫で石灰岩峰植物群落が県の天然記念物に指定されている。44 4種の高山植物のうち60種は岩峰特有の植物であり、ブナ・しゃくなげ・キレンゲショウマ・ドウダンツツジなどの群生は壮観である。四季を通じて多彩な変化を楽しめる。
黒峰
(くろみね)
五ケ瀬町鞍岡  1,283 山名の由来は、噴火によって山肌が真っ黒になっていることから。登山道は整備され、多くの登山愛好者で賑わう。
トンギリ山
(とんぎりやま)
五ケ瀬町鞍岡  1,250 名前の通り、とんがっている。頂上付近は少々狭いが、景色は最高。
祇園山
(ぎおんやま)
五ケ瀬町鞍岡  1307 九州のほぼ中央に位置し、山頂付近の石灰岩から4億3千万年前のシルル紀に生息していたサンゴや三葉虫などの化石が出土する。このことから、九州島が海面下にあった当時最初に顔を出したいわれ「九州島発祥の地」と称している。


以上は宮崎県発行の資料(2008年版宮崎県観光要覧)を元に
当方が編集した2008年8月ページ作成時点でのDATAです。
最新情報等は観光協会や公式ページ等でご確認ください。

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