太陽宮崎県の動物・鳥・魚

PhotoMiyazaki宮崎観光写真


宮崎県の動物・魚・鳥等のポイント 


クサフグの産卵地


 (くさふぐのさんらんち)
日向市フクトが浦 日向灘に面する海岸フクトが浦には、毎年5、6 月頃に数十匹のクサフグが集まり産卵を行なう。産卵時期は大潮と関連して、満潮前の1、2 時間に行なわれる。

コアジサシの産卵地


 (こあじさしのさんらんち)
新富町富田浜海岸 富田浜入江の外堤海岸に、毎年五月から九月ごろにかけてコアジサシが営巣する。その数約1、000羽で西日本でも最大級のコロニーとなっている。

メジロ


 (めじろ)
諸塚村 村鳥。1977 年に指定。村内に広く生息する。諸塚のメジロは鳴き声がよいというのがマニア間での評判。そのため、違法捕獲がたえず、最近では生息数が減ってきている。

(釣り)エノハ


 (つり えのは)
諸塚村 ヤマメのこの地方での呼び名。放流によらない天然のエノハが、七つ山川、柳原川などの本流・支谷の源流域に生息している。太古から種の交配を脈々と続けて今日まで至っている貴重な種族である。

ニホンカモシカ


 (にほんかもしか)
高千穂町
(祖母・傾山系)
区域の20.8%に生息。(昭和62、63 年九州山地かも しか特別調査報告書から) 牛科に属する我が国特有のニホンカモシカは、九州では宮崎、大分、熊本3県の山間部のみに分布し、年々減少の一途をたどり動物学上極めて重要なものである。このニホンカモシカは、昭和9年に天然記念物、昭和30年に特別天然記念物として指定され、生息する祖母・傾山系は全国でも貴重な地域といわれている。

クマ


 (くま)
高千穂町
(祖母・傾山系)
熊は、祖母、傾山系に古くから生息していた。大分県嘱託の山岳家、加藤数功氏の調査によると明治以降この区域で大分県側で18頭、宮崎県側で28頭捕獲されている。この記録によると昭和16年12 月に体重131sの雄熊が岩戸猟友会で射止めたのが最後の記録となっている。この山系での熊発見の情報は寄せられているが、確認はされていない。

サシバ


 (さしば)
都城市安久町金御岳 ワシタカ科の鳥(L49p、W102. 5〜115p)。アジア北東部で繁殖し、冬は東南アジアに渡る。10月の上旬に都城へ渡り、金御岳の上昇気流に乗り、佐多岬の方へ飛んでいく。小鳥、ネズミ、ヘビ、トカゲ、カエル、昆虫などを餌とし、甲高い声で、ピックィーと鳴く。

都井岬野生馬


 (といみさきやせいば)
串間市都井岬 約100 頭 / 元禄年間高鍋藩7 牧の一つとして創設され、現在500ha の自然環境の中で繁殖・生育している。我国に残存する日本在来馬としての純血度は他に類を見ないと言われている。「御崎馬」と呼ばれる。

幸島のニホン猿


 (こうしまのにほんさる)
串間市市木 約100 匹 / 美しい樹林に覆われた周囲 3. 5qの小島・幸島には約100匹の猿が棲息。ここの猿は、芋や餌を洗って食べたり、泳いだりすることで有名で文化猿とも呼ばれている。昭和9年に天然記念物に指定されている。

ニホンジカ


 (にほんじか)
えびの高原 偶蹄目シカ科に属するニホンジカは、北海道にエゾジカ、本州に本州ジカ、四国・九州・五島列島にキュウシュウジカという亜種が分布している。えびの高原の野生ジカの鳴き声はキィーンという音で日本の音100選にも選ばれている。

アカウミガメ及びその産卵地


 (あかうみがめおよびそのさんらんち)
新富町富田浜海岸、
高鍋町堀の内海岸
日向灘に面する海岸は、全国有数のアカウミガメの産卵地で、毎年6 月から9月ごろにかけて当海岸に毎年百数十頭が上陸する。砂浜に深さ約40pの穴を堀り、そこにピンポン玉状の卵を約120個ほど産み日の出前に海に戻っていく。卵は約二ヵ月で孵化し6pほどの稚カメは海に帰っていく。

ムササビ


 (むささび)
諸塚村 いまでも民家の屋敷や森に生息している。昔にくらべ生息数は減っているが、狩猟の対象になっていないため、村人と共存をはかる愛玩動物的存在になっている。


以上は宮崎県発行の資料(2008年版宮崎県観光要覧)を元に
当方が編集した2008年8月ページ作成時点でのDATAです。
最新情報等は観光協会や公式ページ等でご確認ください。

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