太陽韓国岳登山(霧島山)


韓国岳登山(霧島山系)

北緯31°56′03″ 東経130°51′42″ 標高 1,700m (三角点・西霧島山)
高千穂峰(霧島山1574m)の登山に続き、霧島連峰の最高峰、韓国岳(カラクニ岳)(1700m)へ
えびの高原-韓国岳-大浪池-えびの高原コース



News
  • 【情報】えびの高原 硫黄山周辺の噴火警戒レベルは1へ引き下げられ、えびの高原から韓国岳への登山道が解放されました。(下部に規制情報あり)
     
  • 2017年6月2日現在のミヤマキリシマ開花状況
    (情報元:霧島市サイト内 2017ミヤマキリシマ開花状況
    高千穂河原・古宮址・神宮の森(展望台周辺)・高千穂峰 登り始め・御鉢:満開
    高千穂峰山頂:7分咲き
    中岳 (中腹探勝路)つつじコース・登山コース:満開
    大浪池 西回り登山道・東廻り登山道:5分咲き
    えびの高原 つつじヶ丘:5分咲き
    韓国岳 登山道・山頂:3分咲き


(韓国岳・霧島連山に関するニュース記事 韓国岳関連ページ作成・更新など、情報掲載)
2014年5月29日現在のミヤマキリシマ開花情報。 (霧島市観光情報サイトより)
えびの高原 硫黄山(7分咲き)、つつじヶ丘、韓国岳登山道、大浪池(3分咲き)韓国岳山頂(咲き始め)

〔関連TV放送のご案内〕
にっぽん百名山 「霧島山」
 BSプレミアム  2014年6月9日(月)  午後7時30分〜8時00分
 BSプレミアム  2014年6月15日(日)  午前6時30分〜7時00分(再)
 BSプレミアム  2014年6月19日(木)  午前11時00分〜11時30分(再)
“経験豊富なガイドに導かれ、わかりやすく、今の時代感覚にあった"ヤマタビ"の魅力を伝える「にっぽん百名山」。9日は霧島山。最も秀麗とされる高千穂峰(たかちほのみね)と最高峰の韓国岳(からくにだけ)を登る2泊3日の山旅をお伝えします。”

〔情報〕

韓国岳の地震増加 新燃マグマだまり膨張

火山噴火予知連絡会は2014年6月3日、新燃岳について、隣接する韓国岳周辺で2月ごろから地震回数が増加していることを明らかにした。新燃岳の北西数Kmの地下深くにあると考えられるマグマだまりの膨張を示す地殻変動は、2011年12月から停滞していたが、えびの(えびの市)〜牧園(鹿児島県)で13年12月ごろから伸びの傾向が続いているとの事。

川崎の女性ら2人 規制中の登山道で遭難騒ぎ (2013/10/27記)
韓国岳爆裂火口(霧島ジオサイト No.7)ページ作成 (一部 重複する写真もあります。)(2013/5/14記)
韓国岳では2012年11月14日、昨年より10日早く初冠雪を観測。6合目から上の登山道では「樹氷」が見られた。
韓国岳 8月13日 3名道に迷い110番〜無事救助 (火口へ降り、迷ったようです。)
火口底への「登山道」は無かったと思います。
決められた登山道以外を歩くのは、リスクを伴うのはもちろん、自然破壊行為でもある事も認識しなければなりません。


国土地理院提供地図リンク 
霧島エリアマップ
 (リンク先:霧島錦江湾国立公園〕霧島地域略図 企画:パークサービス・自然公園財団)

霧島ジオパークフィールドマップ





以下は過去のアーカイブ記事


鹿児島の男性遭難か?韓国岳登山口に車 男性が登山中に遭難した恐れ。 (未発見・捜索中止)
霧島山の火山活動や天気の急変に注意を!チラシ (PDF) 当方撮影の雲海写真も・・

高千穂河原にも直径7〜8cmの噴石 (新燃岳の噴火)

2011年1月27〜28日には新燃岳から7Km離れた高千穂河原で、直径7〜8cmの噴石の飛散が確認されたようです。
新燃岳の火山活動が落ち着くまでは当面、韓国岳・高千穂峰等近辺の山への登山は様子をみた方が良いかと思います。

2009年の登山者数は6万5400人

環境省が登山口に設置した赤外線カウンターで調査した2009年の韓国岳への登山者は6万5400人だったようです。

韓国岳火口が火口湖に

このところの大雨で韓国岳火口に水がたまり、現在火口湖となっているようです。
水量も多く半月程度は残るのでは?とのこと。(2010年7月8日)

霧島山(新燃岳)再びレベル2に(噴火の兆候)

2010年5月6日、霧島山新燃岳噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げ、火口から1キロ以内への立ち入が再び禁止されております。(高千穂河原への縦走は出来ません。)
GW開けに再びレベル引き上げとは・・ 新燃岳もGW中、我慢していたのでしょう。
もうすぐ・・見頃のミツバツツジも今年はお預けのようです。(5月6日) → 新燃岳再びレベル2に
最新情報は気象庁火山情報で。

■霧島山(新燃岳)平常レベルに(噴火の兆候なくなる) 気象庁は2010年4月16日、霧島山新燃岳の噴火の兆候は認められなくなったと判断、噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から平常の「1」に引き下げました。 (4月16日) 
■2010年03月30日9時10分、新燃岳にてごく小規模噴火があり、
噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げ、2010年3月30日現在,、火口から1キロ以内への立ち入が禁止されております。→ 新燃岳にて小規模噴火 (高千穂峰への尾根伝いの縦走は出来ません。
遭難事故で小学生が死亡(2009年11月)
韓国岳登山中の小学校5年生の男子が親とはぐれ、大波池側の登山道からそれ遭難し、亡くなるという痛ましい事故がありました。十分気をつけてください。
■霧島連山・新燃岳の噴火の兆候は認められなくなり警報解除が発表されました。(2008/10/29)

霧島山登山縦走

やはり霧島の楽しみは山歩きでしょう。初心者でも安心のコース等、霧島の山歩きは多彩です。
えびの高原〜高千穂の峰の縦走も出来ましたが、2011年の新燃岳噴火で入山規制・現在は不可。

霧島連山縦走コース 距離・時間
からくに岳登山MAP(地図) 不動池 大浪池



[枠の付いた画像は800pix幅に拡大します]

韓国岳(からくに岳)登山開始

えびの高原レストセンター駐車場えびの高原 つつじヶ丘つつじヶ丘奥の遊歩道

えびの高原レストセンターにある駐車場に駐車(410円)(施設利用料はミヤマキリシマの保護も含め、自然公園の維持管理等に)
丁度 えびの高原つつじヶ丘の「ミヤマキリシマ」が見頃という事でつつじヶ丘を経由、硫黄山横からの登山道へ入るコースをとった。
今年はミヤマキリシマの当り年とか・・しかもここ10年で一番というだけあり、つつじヶ丘のミヤマキリシマも実に見事でした。
えびの高原(シカ)ミヤマキリシマアカマツ林とミヤマキリシマ

えびの高原辺りではシカをよく目にする。遊歩道沿い、アカマツ林の中の中に絨毯の様に咲くミヤマキリシマはとても綺麗でした。
シカに餌を与えないで下さい。 (環境省自然環境局のページより引用)
 えびの高原では最近シカをよく見かけるようになりました。宮崎県の調査によると霧島山系のシカは推定4,000頭、1平方キロメートル当たり16頭となります。
 これは牧草や人工造林地の下層植生が餌となったり、観光客がパンや菓子類を与えるためと考えられています。
5頭を越すと森林の生態系に影響があると云われていますが、すでにノリウツギやイヌツゲ、ヤマウルシ等が食害により激減しており、天然記念物のノカイドウも食害による被害が甚大で絶滅が危惧され保護対策を講じているところです。
環境省では公園利用者にシカへの餌付けをしないよう呼びかけています。(引用終わり)

当サイトブログ関連関連話題→えびの高原の鹿(シカ)

アカマツ林とミヤマキリシマ

2枚の画像を合わせ、少しパノラマ気味にワイドな感じで撮影、
ミヤマキリシマは樹木が茂り、日が当らなくなるといずれ枯れ行く運命とか・・
ここのミヤマキリシマも森の形成と共にいずれ枯れてしまう運命なのであろうか・・


硫黄山

韓国岳寄生火山である硫黄山(いおうやま)の横より韓国岳への登山道へ入る、韓国岳登山の定番コース。


硫黄山より見た韓国岳

正面に見えるのが韓国岳、向かって右側が山頂側となる。中央は火口 (途中、硫黄山へ寄り道して撮影)
 
韓国岳登山(硫黄山横の登山道)韓国岳登山(2合目付近より)韓国岳登山(登山道の様子)

硫黄山を過ぎ、整備された韓国岳への登山道はやがて石と丸太の流石止めのような階段の登山道となる。
五合目辺りまではこのような感じで、急坂が続くが、のちに緩やかになる。


韓国岳登山()韓国岳登山(硫黄山と不動池)韓国岳登山(大浪池)

シロドウダンの花が咲いていた。/ふり返ると、寄生火山の硫黄山、不動池(火口湖)が見える。
3枚目の画像: やがて進行方向右側に大浪池(火口湖)も見えるようになる。


韓国岳中腹よりえびの高原をのぞむ

えびの高原一帯をのぞむパノラマ画像
左がレストセンター方面、正面の山は白鳥山(1363m)、手前に不動池、白い丘が硫黄山(1310m)、右は甑岳(1301m)

いよいよ韓国岳(カラクニ岳)山頂付近

韓国岳登山(ミヤマキリシマ)韓国岳登山(大浪池)韓国岳登山(大浪池側のコース)

ミヤマキリシマが所々咲いている。満開はもう少し先でしょうね。
あいにく新燃(しんもえ)岳方面には雲がかかり、期待していた高千穂峰はこの時には見えませんでした。

韓国岳(カラクニ岳)山頂にて


韓国岳登山(韓国岳山頂より見た大浪池、左の雲がかかった山は新燃岳)

韓国岳山頂より見た大浪池、左の雲がかかった山は新燃岳


韓国岳火口  

韓国岳爆裂火口 韓国岳噴火口
直径約800m、深さ300mの断崖絶壁、火口底は直径約150m。霧島複合火山帯の中では一番のスケールを誇る。
こうして画像で見ると、そうでもありませんが、かなりの高さです。高所恐怖症の私は恐る恐る身を乗り出し撮影しました。


韓国岳登山(頂上)韓国岳登山(頂上)韓国岳登山(頂上から見た新燃岳)

韓国岳山頂付近のスナップ、山頂付近は比較的なだらかな岩山です。
雲の中から少し顔をのぞかせた新燃岳。(新燃岳登山レポ)


ハルリンドウ韓国岳登山(ミヤマキリシマ)

山頂付近にはハルリンドウが咲いておりました。/山頂付近のミヤマキリシマ。


えびの高原レストハウス側から韓国岳への登山道は、道もそれほど険しくなく、登り易いルートだと思います。
とは言え、時々ヘリコプターで救助なんて事もあります。 気を抜かず、無理をせず、ゆっくり登りましょう。

【韓国岳下山の際の注意】

硫黄山側へ再び戻る方は、大浪池からの登山道側へ下りない様、注意しましょう。
実は・・今回、間違ってしまい、あの急坂を再度登る事に・・・。

2009年11月には小学生が亡くなるという遭難事故も起きております。



-霧島山 韓国岳登山-

六観音御池より見た韓国岳
紅葉する六観音御池より見た韓国岳 新燃岳より見た韓国岳
新燃岳より見た韓国岳(この拡大画像は1Mb程度ありますのでブロードバンド向きかも知れません)
夕日の中の霧島山
夕焼けの中の霧島連山

-霧島連山関連リンク

登山ルート等案内 山の案内 > 霧島山系の案内
霧島連山ウォーキングルートマップ 霧島連山縦走コース案内(霧島キャッスルホテルサイト)
Google MAP〜サテライト表示〜霧島連山韓国岳
自然公園財団 霧島韓国岳(カラクニ岳)のページ 霧島えびののページ
ライブカメラ(ほぼリアルタイムで韓国岳を見る事が出来ます)えびの高原ライブカメラ  天気予報(YAHOO!)
枠のある画像はクリックすると拡大します。

実は、山頂の傾斜の少ない岩場を下山中バランスを崩してしまい、リカバリしようとした際、岩の間に挟まったステッキで右足を思いっきり強打してしまった。

情けない・・・

次回は、池めぐりでもしようかと・・。

Ps.
Topの画像は山頂と新燃岳の合成写真

当方のブログ記事より
  ミヤマキリシマ霧島登山

ページを作成するにあたり一部参考にした資料:
「みやざき百山」日本山岳会宮崎支部
「宮崎の山」 山と渓谷社

宮崎県の山一覧(一部)

2005/06

霧島の山一覧

 (並びは山の歴史の古い順になっています。 参照資料:霧島ジオパーク推進連絡協議会パンフレット)

  • (1)栗野岳(くりのだけ)1,094m 約20万年までに活動をしていた、現在の霧島山の中では古い火山のひとつです。
  • (2)矢岳(やだけ)1,132m 栗野岳とほぼ同期に活動をしていた古い火山のひとつです。
  • (3)獅子戸岳(ししこだけ)1,429m 10数万年前に活動して出来た火山で、山頂の西側に浅い火口のあとが残っています。
  • (4)白鳥山(しらとりやま)1,392m 約10万年前に活動して出来た火山です。その後に起こった白紫池(びゃくしいけ)の噴火によって火口は殆ど埋まっています。
  • (5)えびの岳(えびのだけ)1,292m 白鳥山と同じ頃に活動して出来た火山です。山頂には浅い火口が見られます。
  • (6)大浪池(おおなみいけ)1,412m 水面の標高は1,239m。約5万年前の噴火活動で出来た霧島山の中では比較的古い火口湖です。 
  • (7)夷守岳(ひなもりだけ)1,344m 約4万年前に活動していた火山で、“生駒富士”とも呼ばれ美しい山の形をしています。
  • (8)飯盛山(いいもりやま)846m 加久藤盆地が湖だった約3万年前に活動した火山です。
  • (9)韓国岳(からくにだけ)1,700m 約17,000年前に出来た霧島山の中で最も高い山です。山の大きさのわりに火口が大きいのが特徴。
  • (10)甑岳(こしきだけ)1,301m 韓国岳とほぼ同じ時代に活動して出来た山です。
  • (11)新燃岳(しんもえだけ)1,421m 現在の霧島山の中では、最も活動的な火山のひとつです。2010年5月にも噴火をしています。
  • (12)中岳(なかだけ) 1,301m 約1万年前に活動して出来た火山です。
  • (13)高千穂峰(たかちほのみね) 1,574m きれいな山の形が特徴的で、約7,000年前に活動をはじめました
  • (14)大幡池(おおはたいけ) 水面の標高は1,230m 噴火活動によって出来た火口に水がたまって出来た火口湖です。大幡山(標高1,353m)には、比較的最近に近い溶岩を噴出したあとが見られます。
  • (15)御池(みいけ)305m 約4,600年前に起きた、霧島山の歴史の中で最も爆発的な噴火によって出来た火口湖です。
  • (16)御鉢(おはち)1,408m 高千穂峰の西側で、約1,500年前から活動を始めた火山です。新燃岳と同じように、現在も活発な活動をしています。
  • (17)硫黄山(いおう山)1,310m 江戸時代にえびの高原に出現した硫黄山は、霧島山の中で最も新しい火山です。

「霧島ジオパーク」 霧島連山一帯は、2010年9月14日、日本ジオパークに認定されました。


当サイト内検索(画像も)出来ます。


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みやざき
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このページは、宮崎県在住のページ開設者(MORIMORI)が 宮崎県の観光、宮崎県のお奨めスポット・宮崎県の名所・宮崎県の史跡・宮崎県の景色・宮崎県の花・宮崎県の美味しいもの・宮崎県の神楽等に代表される伝統芸能等々・・Webに掲載したの写真で宮崎県を紹介するサイト「PhotoMiyazaki-宮崎観光写真」の一ページです。

まだまだ、紹介しきれておりません。宮崎県には良いところ・美味しいものがたくさんあります。

WEB(写真)では伝えきれません!是非あなたも宮崎県へいらしてください!

 
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