高千穂峡(たかちほきょう) [五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷)]
Takachiho Gorge (Takachiho Town)
高千穂峡のボートより真名井の滝・御橋(みはし)
高千穂峡のボートより真名井の滝・御橋(みはし)
2024年8月30日より
台風10号の大雨で高千穂峡遊歩道の転落防止柵は再び流出、遊歩道のほとんどが立ち入り禁止になっておりましたが、
9月13日、遊歩道の規制は解除されました。
※一部の区間は、ロープの設置で仮復旧の状態のようです。気を付けて散策を。
高千穂峡は うらぎらない
観光地に行って、こんなもの?と、落胆した経験はありませんか?
ご安心ください、高千穂峡へ行けば、イメージしたままの、いや、それ以上の光景がそこにあります。
ボートに乗らずして高千穂峡を語るなかれ
高千穂峡のメインスポットである真名井の滝周辺は、遊歩道沿いの展望所からからも 一応見る事は出来ますが、遊覧ボートからの眺めは圧倒的、とにかく素晴らしい! ボートはインターネットで予約が出来ますので、是非乗って体感してください。
もう一度書きます
「ボートに乗らずして高千穂峡を語るなかれ」
もうつ・・
「高千穂神楽」を見ずして、高千穂観光を語るなかれ。
この2つは強くお薦めします。
高千穂峡のボートより真名井の滝・御橋
高千穂峡は阿蘇山噴火で出来た
高千穂峡は約12万年前と約9万年前の二回の阿蘇火山活動の際、噴出した高温の軽石流(火砕流の一種)が、当時の五ヶ瀬川の峡谷沿いに流れ下り、この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり後に五ヶ瀬川が浸食した侵食谷です。
ボートからは大迫力の「柱状節理」などを目の当たりに見られ、大自然の織りなす絶景を堪能できます。
高千穂峡のボートより柱状節理と真名井の滝
〔初夏〕新緑の時期、遊歩道沿い、御橋上から撮った写真
是非、
神々の宿る高千穂へ足を運び、体感してください。
このページは、高千穂町観光協会主催の「高千穂検定」に合格した宮崎市在住の高千穂ファンが作ったページです。
写真主体のページで1920pixの拡大写真も多くリンク拡大しますので、出来ればパソコン、タブレットなどの大きな画面での閲覧をオススメします。
阿蘇山の軽石流(火砕流の一種)で生まれた高千穂峡
高千穂峡は約12万年前と約9万年前の二回の阿蘇火山活動の際、噴出した火砕流跡を五ヶ瀬川が浸食した侵食谷。
上流の窓ノ瀬から下流の吐合間が中心で、1934年(昭和9年)11月10日 五ヶ瀬渓谷(ごかせがわきょうこく)として、
名勝及び天然記念物に指定され、一帯は昭和40年3月に
祖母傾国定公園に指定されました。
柱状節理のそそりたつ断崖、岩をかむ激流、千古の謎を秘めた深淵、湧く岩清水、高千穂峡は四季を通じて雄大にして清々しい景観です。
高千穂峡は(新型コロナ流行以前)年間約150万人が訪れる高千穂町を代表する観光スポットです。
緑の美しい
新緑の頃、そして
紅葉の秋、が特にお奨めです。
(真名井の滝など、見た目は涼しそうに見えますが、結構歩きますし、夏の観光は暑いです(^^;)
〔秋〕高千穂峡の紅葉
秋は高千穂峡周辺でも紅葉を見る事が出来ますが、真名井の付近ではそれ程紅葉は見られません。
高千穂峡周辺の紅葉は、例年、11月20日 - 11月末頃です。
上掲載「真名井の滝」画像は、この写真を絵画風に画像処理したものです。
最近の高千穂峡関連観光情報・その他
- 災害復旧工事で一部通行止になっていた高千穂峡遊歩道が2024年3月1日、1年5か月ぶりに全面開放になりました。
詳細はブログ記事記載
高千穂峡の遊歩道 2024/3/1全面開放
高千穂町町観光協会は1981年(昭和56)年より高千穂峡でボート事業を運営。2022年度の利用は5万5202艇で高千穂峡の人気の体験型観光スポットとなっている。
- 7月 - 9月 この時期は、台風やゲリラ豪雨などで高千穂峡が増水、ボート営業が休止になることもあります。
- 高千穂峡シャトルバス運行予定日
高千穂峡周辺の混雑が予想されるため、高千穂峡周辺の臨時駐車場を循環するシャトルバスを運行。
2024年シャトルバス運行予定
4月 |
27・28・29・30 |
5月 |
1・2・3・4・5・6 |
7月 |
13・14・15 |
8月 |
10・11・12・17・18・24・25 |
9月 |
14・15・16・21・22・23 |
10月 |
12・13・14 |
11月 |
2・3・4・16・17・23・24 |
運行時間:8:30~17:00
運行間隔:約20分~30分間隔で運行
運賃:・中学生以上200円・小学生100円・未就学児無料
障がい者手帳またはミライロIDをお持ちの方は中学生以上100円・小学生50円
※現金のみ
※ペットはゲージ利用
※天候・混雑状況により変更になることもあります。
- ➡ 国道325号線 県道や町道など通行止め 高千穂峡/天岩戸神社歩道も一日通行止に(7/3)
(遊歩道は4日より開放、R325は6日より片側交互通行で開放 8/4 午後、約1カ月ぶりに車両全面通行再開したようです。)
- 期間限定で、宮崎駅 - 高千穂間の高速バスが運行予定です。(➡ ブログ記事参照)
- 高千穂峡の遊歩道を管理する宮崎県は、約6400万円をかけ、4月から残り区間の復旧工事に着手、2023年12月上旬までに遊歩道を復旧させる予定。今回の工事では遊歩道をおよそ2mかさ上げするなどして、被害の軽減を図るようです。
- 2022/12/22 通行止めとなっている、高千穂峡遊歩道の内、「あららぎ駐車場」から「槍飛び橋」までの区間が通行出来るようになったようです。詳細は、➡ 高千穂町観光協会ページをご覧ください。
- 【TV番組情報】➡ ブラタモリ #226 高千穂 高千穂峡など 2023年1月21日放送予定
- 台風14号の被害で閉鎖されていた「高千穂峡」遊歩道の一部「滝見台」付近の区間約20m程が18日より開放されました。
高千穂峡の遊歩道で仮復旧工事完了一部再開
- 台風14号による被害の影響で営業休止が続いていた高千穂峡のボート営業は、2022/10/27に再開。当面 貸しボートの貸出艇数を制限するようです。
- 2022年 台風14号の濁流により、高千穂峡の遊歩道の手すりなどが流出、高千穂峡の遊歩道は立入禁止となっております。
高千穂町観光協会は遊歩道について少なくとも真名井の滝が見られる滝見台までは年内に復旧したいとしています。
➡ 2022年 台風14号 高千穂峡の遊歩道は濁流で大規模な被害(立入禁止)
- 2022年10月1日より 高千穂峡の貸しボートは1艇当たり4,100円(火、水、木曜日)と5,100円(金、土、日、月曜日と祝日や夏休み、年末年始期間など)に変るようです。
ブログ記事記載 ➡ 高千穂峡 貸しボート 料金体系10月1日改定
- 以前の情報・更新は ➡ 過去ログページを参照してください。
Takachiho Gorge
Takachiho gorge is a deep narrow gorge produced by lava now after the Mt.
Aso's voIcanic activity.
It was carved by the Gokase river and the feature is like the range of
pillars. Takachiho gorge was designated as a scenic beauty protected species.
This is a V-shaped ravine created by the erosion of lava from Mt. Aso.
The area shows its true beauty in the green of early summer, and the red
and yellow leaves of autumn.
高千穂峡のスライドショー動画作成しました。
美しい高千穂峡の真名井の滝や、ライトアップ・紅葉・周辺の自然などをスライド動画でご紹介。
高千穂峡へのアクセス
■宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井
■高千穂峡の場所(Mapfanへリンク)
■緯度経度情報 & マップコード
N=32.41.55.7 E=131.18.12.2(日本測地系)32.70218623/131.30100576(WGS-84系)
330 711 821
■カーナビの設定は、高千穂峡淡水魚水族館 TEL:0982-72-2269 などで。
■JR延岡駅、JR熊本駅、熊本空港(阿蘇くまもと空港)、博多駅からバス→
高千穂へのアクセス参照
■高千穂町街中心部から高千穂峡までのタクシー料金 概算880円
高千穂峡周辺マップ
高千穂峡の駐車場
■真名井の滝に一番近いのは
ボート乗り場近くの駐車場です。(一回500円)
お年寄りの方や足のご不自由な方同伴でしたらここへ駐車した方が良いですが、連休等は常に満車となるのがネックです。
次にあるのが
神橋近く、道路沿いの「あららぎ駐車場」です。(一回300円)
高千穂峡沿いの遊歩道を歩いて真名井の滝へ向かいます。
高千穂峡の見所はこの神橋 - ボート乗り場付近ですので、結局どちらに停めても往復する事になろうかと思います。
その次にあるのが、国道沿いにある
大型車も駐車出来る駐車場 (こちらは無料)
普通に健脚で、時間に余裕があるのでしたら、ここに停めて歩くのも良いかと思います。
ただ、真夏等の階段や坂道は汗かきかき、結構辛いものがありますが(^^;)。
詳しい駐車場案内・地図等は →
こちらのページに記載しております。
■渓谷周辺の県道は九十九折の10R程度のヘアピンカーブ連続、運転にはお気をつけください。(上記詳細地図リンク/案内看板画像等を参照して下さい)
高千穂峡周辺マップ
▲ 高千穂観光イラストマップ-天孫降臨の伝説を今に伝える高千穂町
高千穂町内のイラスト観光マップです。 (高千穂町発行)
高千穂観光マップ拡大 (別のウインドウで開きます。)
詳しい説明 (別のウインドウで開きます。)
阿蘇山の軽石流(火砕流の一種)が柱状節理に。
12万年前の噴火/9万年前の噴火の際の軽石流(火砕流の一種)で出来たもの。
■夜の高千穂
オススメ!夏季に
真名井の滝(日本の滝100選)
玉垂れの滝、周辺道路はライトアップされます。高千穂峡の神秘的な夜の姿と、高千穂神社神楽殿で毎夜開催される神楽(ダイジェスト版)20:00 - 21:00はいかがでしょう。(観光向けのダイジェスト版ですが高千穂の神楽の雰囲気は十分味わえます)
当方で撮影した
高千穂の夜神楽の画像 1 神楽の画像2
ボートから見る渓谷に流れ落ちる美しい 真名井の滝 (日本の滝 100選)
▲亀の頭石と亀甲岩
高千穂峡 真名井の滝 をボートより(ボート乗り場付近より)
▲亀の頭石と亀甲岩
高千穂峡 真名井の滝 をボートより(御橋下付近より)
▲亀の頭石と亀甲岩
高千穂峡 真名井の滝 をボートより(真名井の滝付近より)
Selected as one of Japan'sTop100 Waterfalls.It's about17m high
You can take a boat out to the basin of the waterfall
The Waterfall viewpoint on the footpath has the prettiest view
貸ボート料金・営業時間等の情報
高千穂峡に行ったら、是非 貸ボートに乗ってみて下さい。展望所から見る景色とはまた違い、素晴らしい絶景を堪能することができます。
関連ページ
➡ 高千穂峡の貸しボート
定員:3名(未就学児を含めた場合のみ最大で4名)
乗船時間:基本30分
※延長料金 10分/300円(※下船時に現金のみ)
2022年10月1日改定
乗船日 | 料金 |
金・土・日・月・祝・夏休み・年末年始期間など | 5,100円 |
火・水・木 | 4,100円 |
※乗船定員:3名 (未就学児を含めた場合のみ4名まで)
営業時間:8:30 - 17:00(※最終受付16:30)
※待ち時間が発生した場合は、受付終了時刻が繰り上がります。
ペット乗船禁止
受付方法:事前のインターネット予約枠(2日前の9時までに予約される場合)と「当日受付枠」があります。
夏休み・ゴールデンウィークなどはインターネット予約で!
参考まで・・
例年、夏休み連休中やGW中のボートは4・5時間待ち午後には受け付終了ということがあります。
ボートに乗る予定でしたら、インターネット予約が良いです。
予約無しなら、朝、受付開始前に行ってならび、受付で整理券をもらって、乗船までの間、周辺観光を先にすると良いですが・・インターネット予約で埋まっていることもあるかも?
ボート乗り場近くの「御塩井駐車場」(一回500円)は36台しか停められませんので、大変混みます。
夏休み・GWは「朝早く」がオススメです。
長雨・台風の時期などは「休止」注意
高千穂峡は、割と頻繁に大雨で河川増水してボートは運休となります。
一度増水すると水位は何日も引きませんので、
梅雨や秋の長雨の時期などは運休が一月に及ぶこともあります。
どうしてもボートに乗りたいという方は、梅雨、台風の時期、秋の長雨など、雨が予想される時期は避けた方が無難です。
増水以外にも、定期的な安全点検日や、急遽安全点検を行う場合があり休止となることもありますので、高千穂町観光協会サイト内
ボートの運行状況ページで事前ご確認を。
高千穂峡遊歩道沿いの、見所など
▲亀の頭石と亀甲岩
手前が
亀の頭石、この奥の丘陵岩が
亀甲岩です。亀は鶴とともに長生きの象徴として崇められています。この頭石を触ると不良長寿、また子宝にも恵まれ元気に育つといういわれがあります。
▲仙人の屏風岩(高さ約70m)
対岸に広がる屏風面の岩を
仙人の屏風岩といいます。不老不死の術を得、神通力を持つ仙人の屏風岩を、この下流、約50mの亀甲岩は、まさに長寿国日本、心のふるさと高千穂の自然の造形美。
▲鬼八(きはち)の力石(約200t)
高千穂神社の祭神 三毛入野命(みけぬのみこと)は弟の神武天皇とともに大和に行かれますが、伝説では再びお帰りになり、高千穂郷一帯で悪行をはたらいていた鬼八を退治し、この一帯を治めたといわれています。
この時、鬼八が三毛入野命に投げ、力自慢をしたという石といわれております。
→
鬼八の力石
▲遊歩道
坂道階段も忘れ、雄大な
高千穂の景色に癒されます。
▲おのころ池
昔、この池には桜川神社(滝津妙見神社)があり、鵜の鳥はこの神社に仕える神聖な鳥であったといわれています。
高千穂神社の春祭では、御神幸の御輿がおのころ池を3回回って禊をします。
▲玉垂れの滝
高さ約5m、幅約15m。神話で天村雲命という神様が水種を移した天真名井の水が地下を通ってここへ流れ落ちていると伝えられています。天の真名井を水源としている。
▲高千穂峡の新緑
高千穂峡周辺の新緑が素晴らしい。(御橋上より撮影)
▲真名井の滝の新緑
高千穂峡のメインスポット真名井の滝
御橋から新緑と共に望む。
その他の高千穂峡内見学スポット
(当サイト内「高千穂ブログ」記事へリンク)
高千穂峡にある歌碑
ひく水に 麻のをひてて 月まつは 清き河原の天地根元作りの家 / 北原白秋
天孫降臨の際、水の種を移したところとされる天真名井とそのそばを流れる神代川で麻の皮を水に浸して洗う「おこぎ小屋」の夜の情景を詠んだものです。白秋は昭和16年3月に高千穂を訪れています。
幾山河 こえさりゆかば 寂しさの はてなむ国ぞ けふも旅行く / 若山牧水
日本を代表する詩人若山牧水は日向市東郷町出身です。明治34年に高千穂を訪れています。
ここでちょっとブレイク・・ 二つの高千穂 天孫降臨 話題・・ 高千穂と霧島
高千穂峡のある高千穂町と言えば・・記紀(古事記・日本書紀)によると
天照大御神(アマテラスオオミカミ)の命令で
孫の迩迩芸命(ニニギノミコト)を地上の国へとつわかし、天孫による支配を確立するきっかけとなった。「天孫降臨」の地ですが、天孫降臨の地には二つの説があります。
もうひとつの天孫降臨の地とされているところは、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山にある「
高千穂峰」(高原町)です。高千穂峰山頂にはニニギノミコトが天孫降臨の際突き刺したという「天の逆鉾」があり、かの坂本龍馬もお龍と天の逆鉾を見る為に高千穂峰に登ったと言われております。
(これが後に、日本で最所の新婚旅行と言われたりもしております。)
宮崎の美しい花・神話ゆかりの場所などを紹介した動画の紹介
以下は高千穂峡に関するページの更新履歴、昔の記事です(アーカイブ)
***以下は旧記事のログです。***
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