東山代の明星桜の写真 (佐賀県伊万里市) |
東山代の明星桜の写真 佐賀県伊万里観光東山代の明星桜のアクセス情報等東山代の明星桜の場所住所:〒849-4284 佐賀県伊万里市東山代町浦川内5343番地 東山代の明星桜の地図 ■地図サイトリンク マップファン GoogleMap 緯度経度 N=33.16.19.3 E=129.50.5.7(日本測地系) 根回り5m、樹高13m、枝張り東西21m・南北15m、幹周り2mのものが4本分岐 以前はヤマザクラ系と考えられていましたが、最近の調査結果によりエドヒガン系との説が有力になっており、現地案内板も「エドヒガン」に訂正してありました。 花を見る限り、「エドヒガン」に見えました。 2012年に訪れた際、撮影したものですが、だいぶ衰えている印象を受けました。 華やかさはあまりありませんが、圧倒的な存在感です。 |
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東山代の明星桜 |
以下は現地案内板を参考に記載 明星桜 佐賀県天然記念物 第19号 平成5年(1993)3月31日指定 桜はバラ科に属する落葉樹で、鑑賞用として公園等に広く栽培されています。 また九州海岸付近の暖帯林、特に照葉樹林の郷土の中で育ち、その寿命は100年前後といわれています。 明星桜はエドヒガン系で開花後に葉が出、花は薄紅色を呈します。 開花は3月末から4月初めで、ソメイヨシノに対して4日から7日程早く、その姿は雄大で優雅な趣があります。 根回り付近は石垣で囲まれ、根回り5m、樹高13m、枝張り東西21m・南北15m、幹周り2mのものが4本分岐して成長しています。近年、明星桜そのものの樹勢が衰えてきたため平成8年に回復処置を行いました。処置後、樹勢は回復に向い、かっての旺盛さを取り戻しつつあります。 明星桜の由来については、久安年間(1145-51)に松浦2代党祖源直の臣、浦内淡路守(うらうちあわじのかみ)が東山代町脇野地区を開拓した際、望郷の念にかられ京都の壬生(みぶ)寺から桜を持ち帰り植えたとする伝承があります。また名前の由来として、夜間同樹の下で火を焚いて眺めると、花びらが火に映えて明星の趣があるところから、明星桜と名付けられたといわれています。 伊万里市内における桜では随一の老木で、また、代表的な巨木です。さらに、この種の桜は県内では他に見ることができず、学術的価値が高いものです。 伊万里市教育委員会 |
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▲ 東山代の明星桜 全体 | ▲ 東山代の明星桜 全体 |
▲ 東山代の明星桜 上部 | ▲ 東山代の明星桜 幹部分 |
▲ 東山代の明星桜 上部 | ▲ 東山代の明星桜 花 |
▲ 東山代の明星桜 花 | ▲ 東山代の明星桜 花 |
佐賀県天然記念物「東山代の明星桜」の後継樹が里帰り明星桜保存会 独立行政法人森林総合研究所 林木育種センター九州育種場 プレスリリースより一部引用「東山代の明星桜」は、ここ数年樹勢が弱まっており、開花や葉のつきが悪く、樹幹や枝に枯死している箇所が見られるようになりました。この枯死状態が樹体全体に拡大し枯死してしまうような事態に備え、明星桜保存会会長から林木育種センター九州育種場に後継樹を里帰りさせる「林木遺伝子銀行110番」の要請があり、接ぎ木により「東山代の明星桜」と同じ遺伝子を持つ苗木を大切に育ててきました。この苗木が大きく成長し里帰りできるようになったことから、接ぎ木苗10本を後継樹として東山代町浦川内に里帰りさせることとしました。里帰りする苗木は、「東山代の明星桜」の遺伝子を受け継いだ二代目の明星桜として立派に成長し、地元のみなさんに親しまれることが期待されます。 この写真の撮影は平成24年4月、丁度プレスリリースの後です。 |
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