ミヤマキリシマ 霧島山系 中岳 |
ミヤマキリシマ(霧島山系 中岳で撮影した写真)霧島を代表する植物の一つ、ミヤマキリシマはツツジ科の植物。ミヤマキリシマは概ね50cm程度の背丈で、枝先に2,3個づつ散形に2cm程の可愛らしい花をつける。 花の色は、紫紅色が一般的で、桃色、薄紅色のものも見られる。開花時期は5月下旬から6月中旬。 霧島のミヤマキリシマは高千穂の峰から中岳、新燃、えびの高原の南西斜面に広く分布。 ミヤマキリシマは温度の関係で山腹から山頂に向かって咲きすすみ、この時期の霧島の山々はまるでジュウタンを敷き詰めたかのような素晴らしい光景となります。 ミヤマキリシマはここ霧島のほか、阿蘇山(熊本県)、雲仙岳(長崎県)、九重・久住山(大分県)など九州の高山にも分布。 火山活動が完全に治まってしまうと時間の経過と共に草原の森林化が起こり、ミヤマキリシマはやがて枯れてしまう運命とか・・ 火山活動がミヤマキリシマの生存を支えている。 |
中岳中腹は霧島の中でもミヤマキリシマの群落が多い地帯でしたが、2011年の新燃岳のマグマ噴火による噴石、火山レキ、降灰、ガスで、ミヤマキリシマの多くは枯れてしまったようですが、幸い、残ったものもあるようで、これから年月をかけてまた復活してくれるものと思われます。 火山活動と共に生きるミヤマキリシマですからね。 ■開花関連情報
[過去の記録] 2016年の記録
2015年の記録 2015年6月4日(木)現在のミヤマキリシマ開花状況 高千穂河原 古宮址(終わり) 神宮の森展望台周辺(終わり) 高千穂峰 登り始め(散り始め)御鉢(満開)山頂(満開) 中岳中腹探勝路(終わり) 大浪池 西回り登山道・東周り登山道(散り始め) えびの高原 硫黄山・つつじヶ丘(散り始め) 韓国岳登山道(7分咲き)・山頂(7分咲き) 2014年の記録 5月29日現在、中岳中腹探勝路は満開との事。 5月21日付 朝日新聞によると、“ミヤマキリシマの花が中岳中腹探勝路でそろそろ見ごろ。”との事。 中岳中腹探勝路 2013年4月27日より開放高千穂河原から中岳中腹までの「中岳中腹探勝路」が、2013年4月27日より一般開放されました。 ※中岳中腹まで開放で、引き続き中岳登頂はできません。 この中岳中腹探勝路は新燃岳に近く(新燃岳火口から2.3Km〜3.2Kmの範囲にある)、2011年の爆発噴火の際は周辺にも大きな噴石(火山弾)が降り、中岳中腹探勝路(登山道)に70cm程の噴石(火山弾)が確認され、直径約2mのクレーターが出来たりしています。 このように中岳中腹付近は新燃岳再噴火の際、噴石被害等のリスクを伴う地帯ですので、活動情報をよく収集の上、ご自身の判断で入山をお願いします。 2013年(平成25年)8月10日時点で、新燃岳の噴火レベルは3火口から2K以内立ち入り禁止、引き続き中岳への登頂は禁止です。 右の写真は、中岳中腹探勝路で過去(2005年)に撮影したものです。 霧島中岳中腹探勝路2013年5月1日 写真レポ 新燃岳噴火について限定した関連ページ新燃岳の噴火の時系列 (随時更新) 霧島登山道開放情報ページもご覧下さい。 以下は 画像含め、新燃岳が噴火する前の過去の記録(アーカイブ)です。2010年ミヤマキリシマ開花情報 ●6月1日現在のミヤマキリシマ開花情報 (情報元:霧島市観光サイト) 中岳 中腹(つつじコース) / ピーク過ぎ(5月20日より見ごろでした。) / 昨年は 5月15日頃〜5月末までが見ごろだった。 山頂すぐ下 / 満開(6月1日〜)/ 昨年5月20日頃〜5月末 山頂 /満開(6月1日〜)/ 5月22日頃〜5月末 あーかいぶ 2009年ミヤマキリシマ開花情報(過去のデーターです。) 5月16日現在、中岳中腹では満開を迎えている。山頂周辺はまだつぼみも多く、6月初旬ごろまで楽しめそうとのこと。 2007年ミヤマキリシマ情報 (アーカイブ・過去に書いたもので開花の時期の記録として残しておきます。) 5月30日の新聞によるとえびの高原のミヤマキリシマは硫黄山付近が見頃、3万株のつつじヶ丘は三部咲きとの事なので見頃は来週になってからかも知れない(5/30) 5月26日現在 高千穂峰御鉢見頃 中岳中腹見頃、中岳頂上付近二分咲き。 えびの高原つつじヶ丘、二分咲き、硫黄山付近見頃。 5月23日現在、霧島中岳中腹は9分咲きくらい、木道のところあたりはまだ半分弱くらい。 感覚的には花付きは最盛期の8割くらいかも知れない。 えびの高原のミヤマキリシマはまだポツポツ程度。 韓国岳登山道沿いは場所(日当たり)によっては咲いている。 中岳中腹は例年より1W程遅く、現在5.6分咲き、20日の週の中頃〜後半に満開なりそうとの事です。(5月20日) 今年はそこそこ蕾も付いているようですので楽しめそうです。 (別件) 霧島の花情報 5月20日頃までは新燃岳鞍部のキリシマミツバツツジが楽しめるかも知れません。(5月19日) |
以下は新燃岳が噴火する前に撮影したものです。墳石・降灰・火山ガスでミヤマキリシマは甚大な被害を受け、現在はこのような姿を見る事は出来ないと思います。 10年くらい? 噴火がなければ復活するかも知れません。 霧島連山 中岳で撮影したミヤマキリシマ中岳(1332m)、南東面の山裾に咲くミヤマキリシマの大群落は霧島山群随一の規模を誇り、5月20頃から6月上旬にかけて一帯は赤、ピンク、白色の花で染まる。 中岳中腹のこのあたりは緑も多く、ミヤマキリシマの成長も良い様で、本来の痩せた火山地に岩にへばり付いてたくましく育ち、毎年可憐な花を咲かせてくれるミヤマキリシマという雰囲気はあまりなく、見ていて普通のツツジ的な雰囲気もしないでもありませんが、ハイキング等で行くには最適な場所と思います。 高千穂峰、御鉢がミヤマキリシマで染まる下記のの画像はお約束?良くご覧になる絵と思います。 是非 ミヤマキリシマの時期御鉢 高千穂峰へ登ってみてください。(高千穂峰頂上辺りは中岳中腹より少し遅れます) 関連ページ→ 中岳登山 |
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2007年 中岳のミヤマキリシマの写真(中岳中腹にて撮影) |
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2006年ミヤマキリシマ開花情報(アーカイブ) 霧島連山中岳の中腹付近は5月20日現在6,7分咲き、これから1週間が盛りそうで今年(2006年)は開花がやや遅く、花芽が今年は少ないようです。連山一帯では5月末まで、JR霧島神宮駅前を午前8時、10時20分発の周遊バスが毎日運行、高千穂河原など各登山口を経由し、えびの高原までをつないでいる。 (2007年も運行) 2005年に撮影した中岳のミヤマキリシマの写真(中岳中腹)2005年は九州のどのミヤマキリシマの名所も花付きが良く見事でした。 |
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ミヤマキリシマは日本の植物学の父、牧野富太郎博士が キリシマツツジに似ており、これは深山(ミヤマ)に自生するというという意味で命名されたそうです。 サイト内 霧島連山周辺を案内するページ
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実際はもっと鮮やかな色なのですが 画像ではなかなかいい色が出せません。 |
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