太陽ミヤマキリシマ(えびの高原)

ミヤマキリシマ(えびの高原)

 霧島を代表する植物の一つ、ミヤマキリシマはツツジ科の植物
ミヤマキリシマは概ね50cm程度の背丈で、枝先に2,3個づつ散形に2cm程の可愛らしい花をつける。
花の色は、紫紅色が一般的で、桃色、薄紅色のものも見られる。開花時期は概ね5月下旬から6月中旬
霧島山系では高千穂の峰から中岳、新燃、えびの高原の南西斜面に広く分布
ミヤマキリシマは温度の関係で山腹から山頂に向かって咲きすすみ、この時期の霧島の山々はまるでジュウタンを敷き詰めたかのような素晴らしい光景となります。
ミヤマキリシマはここ霧島、えびの高原のほか、阿蘇山(熊本県)、雲仙岳(長崎県)、九重・久住山など九州の高山にも分布。
 火山活動が完全に治まってしまうと時間の経過と共に草原の森林化が起こり、ミヤマキリシマはやがて枯れてしまう運命とか・・
 火山活動がミヤマキリシマの生存を支えている。 

-ミヤマキリシマの写真 高千穂峰(鹿ヶ原) 中岳 えびの高原  阿蘇仙酔峡 阿蘇山上 雲仙

えびの高原のミヤマキリシマ 動画

えびの高原 つつじヶ丘のミヤマキリシマ

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開花関連情報
  • 【道路情報】2023年6月3日より、硫黄山・不動池付近を通る県道1号は火山ガスの影響で、当分の間通行止めになります。
  • 2024年5月24日現在 霧島のミヤマキリシマ開花状況
    (情報元:霧島市のミヤマキリシマ開花情報
    ※最新情報は上記リンク先で

    2024年5月24日(金)時点の開花情報を引用
    場所2024/5/24状況例年の見頃
    高千穂河原(鹿ケ原)見頃5月下旬
    御鉢斜面・高千穂峰3分~5分咲き5月下旬
    中岳中腹探勝路散りはじめ5月中旬〜下旬
    韓国岳 咲きはじめ6月上旬
    大浪池7分咲き6月上旬
    えびの高原 つつじヶ丘見頃5月下旬〜6月上旬

つつじヶ丘のミヤマキリシマ パノラマ 2005年撮影
 [つつじヶ丘のミヤマキリシマ] [さらに大きなサイズの画像]

えびの高原 硫黄山付近 つつじヶ丘で撮影したミヤマキリシマ

 
今回ミヤマキリシマを撮影しながら歩いた、1時間程度のお手軽ハイキングショートコース
えびの高原のレストセンターに車を駐車(@410円)、遊歩道を歩き、不動池方面へ出る、普段は無機質な山、硫黄山も斜面がピンク色となっている。
硫黄山への登山道を登るとミヤマキリシマ越しに下に不動池が見える。硫黄山は山というより丘という感じ、硫黄山を登り、賽の河原へ、そして反対方向、韓国岳の登山道へと出て、レストハウスへ戻る。 
途中、つつじヶ丘へ向かう遊歩道沿いの赤松林の中に咲くミヤマキリシマも中々絵になる。

えびの高原つつじヶ丘3万株のミヤマキリシマは2005年は「当り年」ここ十数年で一番の咲きっぷりとの事でした。
えびの高原のミヤマキリシマは硫黄山辺りの日当たりの良い斜面辺りから始まり6/10日頃までは楽しめました。(注:2005年のデータ)
つつじヶ丘のミヤマキリシマの群落は一番のスケールで、えびの高原レストセンター駐車場より徒歩でスグですのでどなたでも気軽にミヤマキシリマが楽しめる場所だと思います。
えびの高原概略MAP(地図)
硫黄山周辺 ミヤマキリシマ オオヤマレンゲ ポイント右図は硫黄山周辺のミヤマキリシマのポイントです。
北斜面では比較的遅くまでミヤマキリシマを楽しむ事が出来ます。
北斜面ではミヤマキリシマが終わりに近づく頃、オオヤマレンゲが咲きだします。
(残念ですが、オオヤマレンゲのポイントは2010年に立ち入り禁止となりました。)
 サイト内リンク→ オオヤマレンゲの写真


*車はレストセンター駐車場(環境省所轄公益法人「財団法人自然公園財団」)へ駐車しましょう。

収益金は
ミヤマキリシマの保護も含め、自然公園の美化清掃、公園施設の維持管理に使われているそうです。

路肩駐車は周辺道路の交通障害になるばかりでなく、雄大な自然の景観も損ね迷惑です。


ミヤマキリシマの壁紙   
 

 すべての画像はクリックすると 新しいウインドウで800pix幅等に拡大します。(2006年は1024pix、パノラマは1240pix)

 
ミヤマキリシマ 硫黄山にて 2006年追加 1
2006年追加(硫黄山北斜面)
ミヤマキリシマ 硫黄山にて 2006年追加 2
2006年追加(硫黄山北斜面)
ミヤマキリシマ 硫黄山にて 2006年追加 3
2006年追加(硫黄山北斜面)

えびの高原のミヤマキリシマ add01

えびの高原のミヤマキリシマ add02

えびの高原のミヤマキリシマ add03

えびの高原のミヤマキリシマ add04

えびの高原のミヤマキリシマ add05

えびの高原のミヤマキリシマ add06

ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 01

ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 02

ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 03
ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 04
ミヤマキリシマ(えびの高原) にて
ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 不動池 06
ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 06-1
ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 06-2
ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 06-3
ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 07

ミヤマキリシマ(えびの高原) 硫黄山にて 不動池をのぞむ
[ミヤマキリシマと不動池]
つつじヶ丘のミヤマキリシマ
ミヤマキリシマと赤松 01
ミヤマキリシマと赤松 02
 
ミヤマキリシマ開花時期の参考に過去のデーターも残しておきます。

■2015年ののミヤマキリシマ開花情報
2015年6月4日(木)現在
高千穂河原 古宮址(終わり) 神宮の森展望台周辺(終わり)
高千穂峰 登り始め(散り始め)御鉢(満開)山頂(満開)
中岳中腹探勝路(終わり)
大浪池 西回り登山道・東周り登山道(散り始め)
えびの高原 硫黄山・つつじヶ丘(散り始め)
韓国岳登山道(7分咲き)・山頂(7分咲き)

■2014年のミヤマキリシマ開花情報
6月6日現在、硫黄山(散り始め)、つつじヶ丘(満開)、韓国岳登山道(7分咲き)韓国岳山頂(咲き始め)、大浪池(7分咲き)との事。
6月2日現在、硫黄山(満開)、つつじヶ丘(5分咲き)、韓国岳登山道(5分咲き)韓国岳山頂(咲き始め)、大浪池(3分咲き)との事。
5月23日現在、 一番の群生地、「つつじヶ丘」は、まだほとんどがつぼみのようです。
5月17日現在、 えびの高原の硫黄山 2〜3分咲きとの事。

■2013年のミヤマキリシマ開花情報
5月23日現在 硫黄山 池めぐり自然探勝路 甑岳 いずれも見頃 まだつぼみもあるのでしばらくは楽しめる。。
つつじが丘 1分咲き程度 見頃は6月上旬〜  、韓国岳山頂 まだつぼみ 見頃は6月上旬〜

■2012年のミヤマキリシマ開花情報
6月6日現在 えびの高原最大のミヤマキリシマ群生地でもある、つつじヶ丘 見ごろ(若干ピークを過ぎた感じ、雨で痛んだ花もありますが、花数はそこそこ多い方)、硫黄山西側などの斜面は、ほぼ終わり、不動池の道路を隔てた前東側奥側、韓国岳斜面側などはまだ見ごろ。
5月27日付毎日新聞によるとミヤマキリシマは硫黄山を中心に見ごろ、池巡りコースは場所により3〜8分咲き。白鳥山、つつじケ丘は3分咲き、6月初旬〜中旬が見ごろになりそうとの事。
5月24日付 宮日新聞によると、硫黄山付近は現在六分咲き程度で27日ごろに見ごろを迎え、月末まで楽しめる見込み。群生地のつつじケ丘は6月初旬に満開になりそうだという。

えびの高原の硫黄山・つつじヶ丘等のミヤマキリシマは規制等も無く、楽しめますが、霧島連山の多くの山が、新燃岳噴火の影響で、入山規制になっておりますのでご注意ください。

2011年えびの高原のミヤマキリシマ開花情報 
6月9日付、えびの観光協会のブログ記事、写真を見る限り(ちらほらしか咲いてないつつじヶ丘の写真)、今年の開花は今ひとつのようです。

2011年のミヤマキリシマが気になるところですが、幸い、えびの高原は新燃岳の降灰の影響も少なく、今年もミヤマキリシマが楽しめることと思います。ただ、今年は天候不順で開花がどうなのか、気になるところです。

新燃岳はもちろんのこと、中岳、高千穂峰等のミヤマキリシマの名所はおそらく灰をかぶり、キビシイ状況かと思います。
(5月31日現在、入山規制で山に入る事も出来ません。)
今回の新燃岳噴火について限定した関連ページ新燃岳の噴火の時系列 (随時更新)もご覧下さい。

以下は 2010年の開花情報です。
6月4日現在 つつじヶ丘は9分咲き、硫黄山もまだまだ満開。ここのところ気温が低いので服装に注意。

ミヤマキリシマ開花情報 (開花情報は6月01日のDATA 情報元 :霧島市観光サイト)

硫黄山付近が満開、〜昨年の見ごろは5月下旬まででした。
つつじヶ丘は7-8分咲き 昨年の見ごろは6月初旬〜10日頃まで。
韓国岳登山道付近 登山口〜三合目は 5〜6分咲き 昨年の見ごろ見ごろは5月下旬〜6月初旬 
4合目〜山頂はつぼみ 見ごろは6月8日頃〜中旬 → その他はミヤマキリシマのページ参照

5/27付、宮崎日日新聞掲載、えびの高原周辺のミヤマキリシマ情報
“霧島ネイチャーガイドクラブ(古園俊男会長)によると、硫黄山周辺のミヤマキリシマは26日現在7、8分咲き。
3万本が自生するつつじヶ丘は3、4分咲きとなっている。古園会長は「ここ4、5日で 一気に咲き始めている。今月末ごろから満開になり、6月上旬までは楽しめそう」と話していた。”

宮崎交通バス えびの高原線(期間営業)

平成22年4月24日(土)〜平成22年10月31日(日)の土曜・日曜・祝日に運行 えびの高原線 (宮崎交通サイト)
小林10:25発→11:17えびの着 えびの14:50発→小林15:42着 大人片道:1,060円(小林〜えびの高原間)

ミヤマキリシマ


2009年ミヤマキリシマ開花情報
(28日現在)
つつじヶ丘は6分咲き。例年より1週間ほど早く、見ごろは今月末から6月初めになりそうとのこと。
(22日現在)
韓国岳・・・つぼみ。(早咲きのものがポツポツ。)
硫黄山周辺・・・13日頃より満開、現在見頃。(今月末ぐらいまで?)
えびの高原つつじヶ丘・・・つぼみ。(早咲きのものがポツポツ。満開は月末頃?)

2008年ミヤマキリシマ開花情報
5月29日 えびの高原硫黄山付近のミヤマキリシマは見ごろをむかえているようです。つつじが丘は6月に入ってから。(情報元:宮日新聞)
ということで、今年のミヤマキリシマの開花時期は、ほぼ昨年と同じと考えて良いかと思います。

2007年ミヤマキリシマ開花情報 
6月04日現在 えびの高原のミヤマキリシマはつつじヶ丘等も見頃を迎えている。6月中旬頃までは楽しめそう。 韓国岳登山道付近
5月30日の新聞によるとえびの高原のミヤマキリシマ は 硫黄山付近が見頃、3万株のつつじヶ丘は三部咲きとの事なので見頃は来週になってからかも知れない(5/30)
5月26日現在 高千穂峰御鉢見頃 中岳中腹見頃、中岳頂上付近二分咲き。
   えびの高原つつじヶ丘、二分咲き、硫黄山付近見頃。

GW後、つつじが丘のミヤマキリシマの蕾を見てきましたが、今年はそこそこ付いているようですので楽しめそうです。
 (別件)霧島の花情報 5月20日頃までは新燃岳鞍部のキリシマミツバツツジが楽しめるかも知れません。

2006年ミヤマキリシマの開花情報
 6月04日現在 硫黄山北斜面上部ではまだミヤマキリシマは楽しめる、つつじヶ丘は昨年のような花付きがないようだ・・。
 5月30日現在 韓国岳に向かう登山道沿いや硫黄山付近が満開、つつじヶ丘は五部咲き。

ミヤマキリシマは日本の植物学の父、牧野富太郎博士
キリシマツツジに似ており、これは深山(ミヤマ)に自生するというという意味で命名されたそうです。

PS: 阿蘇山仙酔峡雲仙岳、には行きましたが、九重・久住山のミヤマキリシマも是非見てみたいものです。


〜花のある宮崎〜「花旅みやざき」 / えびの高原で撮影した みやまきりしまの写真



 
各画像はクリックすると800pixへ拡大します。

実際はもっと鮮やかな色なのですが
画像ではなかなかいい色が出せません。


-2005/06Up- 2006/06画像3枚追加

当サイト内検索(画像も)出来ます。


みやざき
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