記紀関連本の紹介 「倭国創世紀 ヤマトタケルの物語」 伊達興治 著
大陸からの脅威に立ち向かうヤマトタケル30年の波瀾の生涯を、数多くの戦闘シーンとともに描くスペクタクル巨編!!
倭国創世紀 ヤマトタケルの物語 目次
- ヤマトタケル関係系図・・・・・8
- この物語に登場する主な人びと・・・・・9(※下部記載)
- ヤマトタケルの西征・東征関係地図・・・・・10
第一部 ─ その流転の青年時代・・・・・11
一、物部氏の追及を逃れて・・・・・12
- 弟橘媛との運命的な出会い・・・・・12
- 小碓の出生にまつわる数奇な運命・・・・・23
- 播磨への必死の逃避行・・・・・30
- 吉備へのさらなる逃避行・・・・・43
- 吉備での成長の日々その一、入り身と足技の修練・・・・・52
- 吉備での成長の日々その二、近郷の市場と山城の視察・・・・・56
二、小碓、いよいよ大和の表舞台へ・・・・・64
- 伊勢神宮を経由して大和へ・・・・・64
- 父王との感激の対面・・・・・74
- まだ見ぬ母や兄を訪ねて・・・・・紀
- 兄の幼友達、宮戸彦のこと・・・・・92
- 弟橘媛との劇的な再会・・・・・102
- 御前会議 ── 朝鮮半島の情勢を踏まえて・・・・・117
三、熊襲、西出雲征討の旅・・・・・130
- 伊勢、吉備経由で征西の途に ── 弓達者の弟彦と穴戸武媛を加えて・・・・・130
- 祖母山での賊徒の襲来・・・・・146
- 日向より熊襲の館をめざして・・・・・159
- 兄梟帥の一瞬の緩みを衝いて・・・・・165
- そびえ立つ出雲大社の威容・・・・・181
- 出雲建との命運を賭した闘い・・・・・190
第二部─建国の礎たらんとして・・・・・203
一、行く手に立ちはだかる駿河勢・・・・・204
- 火攻めの罠に向かい火で・・・・・204
- 総力を挙げての館攻め・・・・・212
二、陸奥へ向けた東征軍の進発・・・・・228
- 征東大将軍を拝命 ── その一、大和の情景と身辺のことごと・・・・・228
- 征東大将軍を拝命 ── その二、大伴、吉備の両副将軍とともに・・・・・232
- 征東大将軍を拝命 ── その三、最新鋭の軍船と手練れの乗組員・・・・・238
- 尾張にて東征軍が総結集・・・・・245
- 駿河戦役の余波 ── 物部宗家に向けられた疑惑の目・・・・・257
- 相模でのいっときのくつろぎ・・・・・264
三、上総勢との激突、そして和解・・・・・272
- 走水での上総軍の奇襲 ── その一、弟橘媛とは永遠の別れに・・・・・272
- 走水での上総軍の奇襲 ── その二、上総王の居館に対する攻略・・・・・279
- 房総沖での海戦 ── その一、武尊の敵船への破壊工作・・・・・285
- 房総沖での海戦 ── その二、建稲種、劣勢をものともせず・・・・・290
- 房総沖での海戦 ── その三、白兵戟による最終決着・・・・・298
- 甕星一族の出迎え・・・・・305
四、蝦夷勢の開明派と武闘派・・・・・316
- 日高見国の人びとと文化 ── その一、蝦夷の歴史的位置づけ・・・・・316
- 日高見国の人びとと文化 ── その二、開墾の推進と刀鍛冶の技術・・・・・320
- 胆沢川源流域での悪戟苦闘・・・・・328
- 北方民族由来の儀礼や習俗・・・・・337
- 白河郷での危急存亡 ── 蝦夷軍の奇襲を受けて・・・・・349
- 酒折宮での逗留の日々・・・・・359
五 毛野勢、諏訪勢との対決
- 待ち受ける毛野勢との駆け引き・・・・・366
- 尚武を尊ぶ上毛野のお国柄・・・・・375
- 東山道信濃路を諏訪めざして・・・・・381
- 諏訪湖畔での死闘の果てに・・・・・389
六、ひそかに進む反対派の策謀・・・・・402
- 尾張への凱旋 ── 建稲種の葬儀と官簀媛との婚儀・・・・・402
- 武尊に対する毀誉褒琴…‥411
- 五十茸山で賊徒の罠に・・・・・417
- 武尊、荒野に散る・・・・・426
- 暴かれた陰謀の内幕・・・・・433
- 大和王権のその後・・・・・441
あとがき・・・・・444
この物語に登場する主な人びと
<大和朝廷の重要人物>
- 倭媛尊(ヤマトヒメノミコト)(伊勢神宮の斎王、小碓尊を支援)
- 五百野皇女(イオノノヒメミコ)(小碓尊の義姉)
- 物部十千根大連(モノノベノトチネノオオムラジ)(大和国の最有力の家臣、物部一族の総帥)
- 八坂人媛(ヤサカノイリビメ)(美濃の豪族の娘、武尊の抹殺を画策)
<小碓の逃亡を助けた人びと>
- 浪(ナミ)(小碓尊の乳母)
- 阿衣・加禰(アへ・カネ)(稲日大郎娘の侍女)
- 背長・興呂木・犬甘(セナガ・コオロギ・イヌカイ)(斎王の衛士)
<小碓尊の側近たち>
- 針問長日子(ハリマノナガヒコ)(比古波爾の長子)
- 葛城宮戸彦(カツラギノミヤトヒコ)(葛城国王族の出身)
- 三野弟彦(ミノノオトヒコ)(美濃出身の武人、弓の名手)
- 高羽皮剥(タカハノカワハギ)(吉備国児島周辺の海賊の頭目)
- 内日子(ウチヒコ)(長日子の遠縁の若者。打剣の術に秀でる)
- 家守(ヤカモリ)(背長と浪の子、征東の途中から参加)
- 回麻侶(クニマロ)(九州・直入県周辺の賊徒)
- 彦爺(ヒコジイ)(学問に造詣が深く、従軍経験も豊富)
<武尊の随従者たち>
- 大伴武日連(オオトモノタケヒノムラジ)(大和国の有力家臣)
- 吉備武彦(キピノタケヒコ)(吉備王・稚武彦の長子)
- 物部気津奴別(モノノへノケツヌワケ)(征東軍の軍目付)
- 久米七掬脛(クメノナナツカハギ)(隼人の出身)
- 建稲種(タケイナダネ)(尾張王・乎止与の長子、大和軍の軍船の操船指揮)
- 加夜種継(カヤノタネツグ)(吉備王の臣、良継の子)
- 十市黒主(トイチノクロヌシ)(武尊の軍船の操船指揮)
<各地の豪族たち>
- 熊襲兄梟帥・弟梟帥(クマソエタケル・オトタケル)(熊襲王とその弟、ヤマト王権に不服従)
- 出雲建(イズモノタケル)(西出雲の実質的支配者、大和王権に強く反発)
- イオ原意加部・意田部(イオハラノオカベ・オタベ)(駿河王とその弟)
- 上海上忍毛多比(カミツウナカミノンケタヒ)(上総王。大和軍に敗れ自刃)
- 建速背男(タケハヤノセオ)(常陸の先住民族の長)
- 麁弓婆・麁弓狗(アラテバ・アラユク)(胆沢川流域における麁蝦夷集落の村長とその息子)
- 足振辺・大羽振辺(アシフリベ オオハフリベ)(下毛野国の北側に隣接する蝦夷の部族長)
- 赤石古麻呂・石上赤麻呂(アカイシノコマロ・イソノカミノアカマロ)(上毛野国の盟主)
- 遠津闇男辺(トオツクラオベ)(上毛野国の北側に隣接する蝦夷の部族長)
- 諏訪建(スワノタケル)(諏訪大社の大祝の長子、大和王権への反発心が強い)
- 多伊賀理(オオノイカリ)(尾張国の豪族)
単行本: 447ページ
出版社: 敬文舎
発売日: 2017/10/1
価格¥2,592円
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