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宮崎県 西都市 西都原古墳群-酒元ノ上横穴墓群-Sakmoto Noue Burial Chamber |
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酒元ノ上横穴墓群 平成6年の発掘調査により発見された酒元ノ上横穴墓群は、現在1０基の墓道に６つの玄室、二重の溝を持つ円墳で構成。西都原古墳群では、311基の古墳と1２基の地下式横穴墓が確認されていましたが、横穴墓の存在が確認されたのは はじめて。 横穴墓は、３−５号が調査を終了していない。 今後発掘調査を進めて行く予定とのこと。 １,２,６号墓道の３つの玄室は調査を行っており、須恵器や土師器、耳環、人骨等が出土。 この横穴墓群は7世紀はじめくらいの時期が考えられており、鬼の巌古墳とほぼ同じ頃で、両者の関係は深いものであったと考えられています。 地下式横穴墳：掘下げた竪穴から横穴を掘り、死者を葬る墳墓。墳丘がある事は少ない。南九州特有の墳墓。 玄室：古墳などの内部にある棺を納める部屋 [左図は現地の案内板(平成10年6月当時の状況）を撮影したものです] |
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西都原古墳群遺構保存覆屋この施設は、遺構を保存し、発掘調査を行うことを主目的としているもの。遺構のため、内部公開日における開館時間は下記のとおりとなっております。 開館 午前9:00 閉館 午後4:00（ただし入場は 午後3:45まで） ←注）当ページ作成時点（2004/02）での情報です。 左）建物内部の断熱と周辺景観の調和をはかるため屋根には緑化システムを採用。施設内に１〜6号墓道がある。 右）横穴群と調和させるため県産の杉材を天井部、ヒノキ材をデッキ部分に採り入れ、天井部には乾燥を防ぐ潅水のスプリンクラーを設置。   |
１号墓道（Approach No.1) 平成6年度の調査で、玄室天井が落ち込んだことにより最初に見つかった横穴墓。楕円形の玄室から、金環（耳環）、鉄鏃（てつぞく：鉄製のやじりの事だそうです）、須恵器、土師器が出土した。 |
２号墓道（Approach No.2) ２〜３体分の骨片と、鉄鏃、須恵器、土師器が出土した。 |
3号墓道（Approach No.3) 墓道の奥半分は未調査。左側面に一基の主体部が確認されている。墓道後方には円形の墳丘が存在する。（調査未完了） |
４号墓道（Approach No.5)  （調査未完了） |
５号墓道（Approach No.5) 墓道の奥半分は未調査。墓道入り口部分に、須恵器の大甕（かめ）が据えられていた。（調査未完了） |
６号墓道（Approach No.6)平成6年の調査で検出された６号墓道は、全長１１ｍ、最大幅５．５ｍ深さ２．３ｍの大きさで，検出された墓道の中で最大の墓道。奥壁と右側壁の２カ所に主体部を持つ。右側壁の主体部からは、須恵器を枕にした人骨が完全な形で検出、人骨は今から約1400年前の熟年女性であることが鹿児島大学の分析でわかった。女性は両耳に金環を着け、左脇に革袋に入れた刀子（小刀）を持っていた。   西都原古墳群は何度か訪れた事ありましたが、鬼の巌古墳周辺、他は外から古墳を見てただけでした。 このような見学施設があるとは知りませんでした。是非皆様も一度訪れてみてください。 |
 西都原古墳群発掘年表 ページ作成にあたり、参考にした資料：西都原古墳群遺構保存覆屋 宮崎県教育庁文化課 パンフレット 特別史跡西都原古墳群 宮崎県広報公聴課発行 みやざきVol36 現地案内板  西都原古墳群を紹介するページＴＯＰ ｜第100号墳｜第13号墳 | 男狭穂塚女狭穂塚 | 169号墳 | ｜4号地下式墓（111号墳） | 鬼の窟古墳 |酒元ノ上横穴墓群 | |
 -イメージ画像-（蓮ヶ池史跡公園にて撮影したもの） ● 2004/02 /04更新 ● [当サイト内みやざきを紹介する主なページ]｜高千穂峡｜高千穂観光スポット｜西都原古墳群｜綾照葉大吊橋と照葉樹林｜フローランテ宮崎｜宮崎神宮｜平和台公園｜日南海岸｜青島｜堀切峠｜道の駅フェニックス｜サンメッセ日南｜鵜戸神宮｜堀川運河｜道の駅なんごう｜都井岬｜坂元棚田｜関之尾の滝｜萩の茶屋｜えびの高原不動池-生駒高原｜えびの高原霧島観光｜高千穂峰｜阿波岐原 みそぎ池｜宮崎県の道の駅 forＧＰＳ（緯度経度）｜飫肥（おび） ｜わかばロケ地情報｜サンマリンスタジアム｜生目の杜運動公園｜フラワーフェスタ｜宮崎のお薦めお土産｜ |
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