Sand Flower Festa 〜砂の造形と花のコラボレーション〜
主催:指定管理者:マリンパークス
協力:宮崎県立佐土原高校産業デザイン科
まつり期間:2015年5月2日〜6日(砂の像は期間後もしばらく展示していたようです。)
GW期間、宮崎市の
みやざき臨海公園北ビーチで開催された「サンドフラワーフェスタ」で、神話をテーマにした砂の像が展示してありました。
会期を終えた、今頃・・って感もありますが(^^;)撮影しておりましたので、神話関係ってことで、ご紹介。
ビーチの砂から作った彫刻を色とりどりの花で飾る「サンドフラワーフェスタ」は5月2日より6日まで開催されました。
今回、展示されていた砂の像は、いずれも宮崎の神話をテーマにしたもので、高さ約3m、幅・奥行き約5m、向かって左より「神楽」 「イザナギ」 「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」 「※山幸の帰還」 の4体を展示、これらの像は、県立佐土原高校 産業デザイン科の2〜3年生37人がデザインを考案、砂のかたまりから2日間かけてペイントナイフやスコップなどで削りだしたもの。
周囲には、ベゴニアやペチュニアなどの鉢植えなどが並れられ、彩りを加えておりました。
※当方が撮影した時の、現地展示物のタイトルには、「海幸の帰還」と書いてありましたが、神話、そしてこの像の内容より、「山幸」の間違いと察しますので、ここでは「山幸」に書き換えさせて頂きました。
像の、それぞれの部分は、何を意図して作ってあるかなどの説明や、かんたんな神話の背景などを解説した案内板があると良かったと思います。
神話って・・一般の方にとっては、かなりマイナーな分野ですので。
地元紙朝刊でイベントの事を知り、撮るなら人のいない時にと・・朝早めに出かけました。
結果・・西向きの像は、完全逆光(--;)RAW現像で暗部を多少リカバリしましたが・・
左より、「神楽」・「イザナギ」・「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」・「山幸の帰還」
「神楽」 佐土原高校産業デザイン科 美術部チーム1
手力雄命(タヂカラオノミコト)でしょうか。左手の鈴は一目見て分かりますが、
右手の“岩戸幣”の表現は難しそう。髪(ドッサリ)の質感などいい感じでした。
「イザナギ」 佐土原高校産業デザイン科 美術部チーム4
イザナギは・・・あまり印象の無い神なので、特徴出すの難しかったかと・・
お顔がちょっとモアイっぽい感じ(^^;)
「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」 佐土原高校産業デザイン科 美術部チーム3
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は、ホデリノミコト、ホノスセリノミコト、ホオリノミコトを抱いてらっしゃいます。
「山幸の帰還」 佐土原高校産業デザイン科 美術部チーム2
正面のサメ(ワニ)の口から、山幸を連想したのですが・・
他は一部崩れていたりしてよくわかりませんでした。正面の☆はヒトデ?
今回、5月4日に訪れた際、山幸の帰還の一部は崩れておりました。
右はイカ? 正面はトヨタメヒメのお乳を連想したりしますが、髪が“みずら”なので男神?
北ビーチ付近では、ハマヒルガオが咲いており、丁度見頃でした。
みやざき臨海公園
「
みやざき臨海公園」は、海洋性レクリエーション需要の増大に伴い、「宮崎・日南海岸リゾート構想」の一環として整備された公園。
南側にはヨットやモーターボートを係留・保管・修理することができる宮崎唯一の本格マリーナを有する「サンマリーナ」。北側には、海水浴やマリンスポーツをはじめ、バスケットコートや、スポーツコートを備えた「サンビーチ一ツ葉」の二つに大きく分けられます。
その他、トイレ、シャワー、緑地広場、駐車場が整備され、夏の海水浴シーズンはもちろん、一年中ピクニックや水遊びが楽しめる施設となっています。
※公園への入場ゲートは、時間制限がありますのでご注意ください。
今回の記事に関するアクセス等の情報
地図:
GoogleMap Mapfan Mapion (66 356 468)
緯度経度:N=31.55.42.3 E=131.28.18.5(日本地理系)
宮崎の神話巡りにも!!
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(二)高千穂論争、私はこう考える 26
(三)神代の国際都市・高千穂を歩く 57
(四)妻をめとらば西都原 99
(五)アマテラスは宮崎出身? 126
(六)天孫族、海へ 146
(七)火を噴く神の山・霧島 172
(八)乾坤一擲(けんこんいってき)、東征の旅へ 210
(九)薩摩半島はワタツミの国か 236
(十)旅の終わりに 265
宮崎県の季刊誌「Jaja」に掲載されたインタヴュー記事リンク
→
梅原猛さんに聞く
砂像の祭典「サンドフラワーフェスタ」神楽と神々(宮崎県宮崎市)
記紀編さん1300年を記念、「神話のふるさとみやざき」の魅力をお伝えしたく公開しているページです。
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