記紀編さん1300年 宮崎関連 By MORIMORI |
記紀編さん1300年(神話のふるさと宮崎)関連 つれづれ つぶやき 【024】 宮崎県のプロモーション映像を映画監督の河瀬直美さんに依頼カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞など、世界で輝かしい実績のある映画監督、河瀬直美さんが、「神話のふるさと みやざき」PVを制作。 |
背景の写真は高千穂の天香具山 |
今年度、宮崎県とみやざき観光コンベンション協会は、記紀編さん1300年記念事業の一環として、日向神話の魅力と本県の風土を紹介する「神話のふるさと
みやざき」のプロモーション映像を制作。Nippon
Archives / Youtube等のインターネット動画で発信PRする予定との事。 制作は、今年のカンヌ国際映画祭で日本人監督初の審査委員を務めた、映画監督の河瀬直美氏。今年度、約3分間の映像を、3本依頼予定との事。 地域や伝統芸能など収録の題材は河瀬さんに」任されており、完成映像はネット動画「Nippon Archives」や「You Tube」で配信、事業費はポスター制作などを含めて、625万円。 |
※参考 河瀬直美さんのプロフィール 河瀬直美さんのサイトより (昨年書かれたもののようです。)映画作家。生まれ育った奈良で映画を撮り続ける。 |
河P直美さんと宮崎県の接点奈良県出身・在住の河P直美監督は、奈良県のプロモーション映像を制作しており、当時担当した、奈良県職員が交流人事で宮崎県庁に赴任していることが今回のきっかけとなったようです。 奈良県のプロモーション映像がYoutubeで公開中ですので、参考にリンク記載しておきます。 参考動画 (Youtubeで 美しき日本 奈良 を検索したもの) ( 監督・ナレーション 河P直美 音楽 ハシケン ) ■ [美しき日本] 奈良 東吉野村 〔93 回〕 ちょっと気になったこと・・・ 上記の、〔回数〕は、6月14日現在、Youtubeサイトに表示された再生回数です。 「Nippon Archives」の動画は、この映像を取り込んだものかと思われます。 各動画は公開後、すでに2ヶ月経つようですが、思ったほど再生回数が伸びていないのは意外でした。 「プロモーション映像のプロモーション」が足りずに、埋もれてしまっているのかも知れません。 実に勿体無い事です。 H25.6.4 宮崎県知事定例記者会見資料(PDF)に、先の「Nippon Archives」の紹介として、“年間の総視聴回数は320 万回を超える。”と書かれておりますが、上記のYoutubeの再生回数を見る限り、大きな期待は禁物です。 「神話」「伝統芸能」等は、残念ながら現在、世間一般的には思った以上に超マイナーなカテゴリーです。 世界的にも著名な河瀬監督にいくら良いものを作ってもらっても、美味く仕込まないと埋没してしまうでしょう。 こういったもの(プロモーション映像)は、見てもらってナンボの世界、生かすも殺すも仕掛け次第です。 宮崎県には、このチャンスを生かすべく、万全を期していただきたいです。 先日、河瀬直美監督は、制作に向けた初めての視察で本県入りしたそうで、高千穂町の高千穂神社や天岩戸神社、くしふる神社、国見ヶ丘、宮崎市の江田神社、みそぎ池などを2日間で巡られたようです。 (ご本人自身、公私、初めての宮崎県だったようです。) 今後、宮崎へ足を運ばれるとは思いますが、時季がら今は無理ですが、個人的には・・、宮崎の各地に伝承される神楽を是非見て頂きたいです。 6月8日付 毎日新聞地方版に記事には、“「高千穂の神楽は作品に絶対入れたい」と話していた。”ともありました。 機会があれば、高千穂(農耕色)とはまた違った、銀鏡神楽(狩猟/修験色)なども是非見ていただきたいです。 その後 情報追記 7/24日、日南市の鵜戸神宮などでロケ。 今回のロケは予備日を含め3日間。 2本を11月に動画サイトで配信予定、12月にも高千穂の夜神楽などを撮影。 奈良県のPR映像20本の、昨年度1年間の視聴回数は約120万回に達した。 奈良県によると、ロケ地の農家民宿や神社を訪れる人が増えるなど、大きな反響があったという。 以上、 7/25付朝日新聞情報 神話のふるさとみやざきfacebookによると、高原町でもロケされたようです。 カンヌ云々とか聞くと、遠い遠い存在の方に思えますが → 鵜戸神宮で朝日を待つ間のスナップ 足を乗せるのはどうなの?って意見もあると思いますが・・・ こいういう写真見ると なんだか親近感わきますね。 天気が良く、何よりですが、宮崎は(も)連日猛暑、一番暑い時期に撮影、きっと大変だったことでしょう。お疲れ様です。 この時期の宮崎の空とか海は、撮影するにはいい感じと思います。 (大気汚染物質さえ来なければ・・・) 9/26追記 宮崎のプロモーションビデオ第一弾 県南編(日南市)県西編(高原町)2本が公開されたようです。PV[美しき日本] 宮崎 神が降りし日向の国 日南市 高原町その後 情報追記 県北編 高千穂ロケ高千穂町で11月29日〜12月1日の3日間、県北編のロケが行われました。11月30日は秋元集落の秋元神楽を撮影されたようです。 11月29日は神楽の準備の様子などを撮影、30日は「舞い込み」や三十三番の一部などを撮影したとの事。 朝、国見ヶ丘にも行かれたようですが・・時期的に、雲海を見るには遅いです。今年は11月14日が最後でした。 映像は来年2月ごろ動画サイト「Nippon Archives」や「Youtube」などで配信予定との事。 高千穂編が平成26年2月リリースされました。 【037】 宮崎県PV [美しき日本] 宮崎 神が降りし日向の国 高千穂町 |
今回の Kojiki・Nihon-syoki 1300 Anniversary Gallery は 国の重要民族文化財に指定された神楽です。 |
写真は県北部より順に掲載 高千穂の夜神楽・椎葉神楽・米良神楽・高原(たかはる)の神舞(かんめ) 文化財の登録名称ですが、高千穂の夜神楽、椎葉神楽については各集落の神楽全体の総称、米良神楽については西都市(旧東米良地区)の銀鏡(しろみ)神楽(銀鏡神社)の単独指定、高原の神舞については、祓川神楽(霧島東神社)と狭野神楽(狭野神社)2つをあわせた指定名です。 高千穂の夜神楽(20集落)、椎葉神楽(25集落)米良神楽、祓川・狭野神楽 全て合わせると48件が国指定となる。 |
次の話題 【025】 日向(ひむか)の国 青島の日の出+ 中秋の名月 前の話題 【023】 テレビ番組 BSTBS 神々の住む山 高千穂峰 |
神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界(みやざき文庫 56) [単行本]後藤 俊彦 (著), 武田 憲一 (著), 沼口 啓美 (著) みやざき文庫2 鉱脈社 夜神楽の里で舞いつがれる三十三番を、 各演目ごとに登場する神を比定し、 土地の神話や伝承も織りまぜて、 その意味を説明。 併せて、 夜神楽の里の歴史、 里人の心意気を描く。 グラビアも圧巻。 高千穂の夜神楽見学前に、是非読んでおきたいおススメの一冊です。 目次ページを作りました。 → 目次のページ 下記リンクよりamazon通販で購入できます。 送料無料です。(ページ作成時点の情報) 神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界 |
宮崎の神楽に関するお勧め本の紹介 (私も愛読) |
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宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承 /
山口保明著 みやざき文庫2 鉱脈社 生活文化圏を踏まえ、 人々の祈りの原質を追求。 神楽なくして明けぬ国・宮崎県内の北から南まで全域の、 土地に根ざす神楽を紹介。 → 目次紹介 番付も収録して神楽鑑賞にも役立つ。 第11回宮日出版文化賞。 下記リンクよりamazon通販で購入できます。 送料無料です。(ページ作成時点の情報) 宮崎の神楽―祈りの原質・その伝承と継承 (みやざき文庫 (2))(外部) |
天皇家の“ふるさと”日向をゆく (新潮文庫)梅原 猛文庫 : 284ページ / 出版社 : 新潮社 / 発売日: 2005/06この本は、梅原さんの文もさることながら、挿入された写真がとても良いです。 宮崎県にお住まいの方ならぜひ読んでおきたい一冊。 私も一押しの本です。 天皇家の“ふるさと”日向をゆく (新潮文庫) (¥724円 通常送料無料) ※価格等の情報は記載時点のものです。最新情報はリンク先で (一)日向神話のタブーに挑む。10 (二)高千穂論争、私はこう考える 26 (三)神代の国際都市・高千穂を歩く 57 (四)妻をめとらば西都原 99 (五)アマテラスは宮崎出身? 126 (六)天孫族、海へ 146 (七)火を噴く神の山・霧島 172 (八)乾坤一擲(けんこんいってき)、東征の旅へ 210 (九)薩摩半島はワタツミの国か 236 (十)旅の終わりに 265 宮崎県の季刊誌「Jaja」に掲載されたインタヴュー記事リンク → 梅原猛さんに聞く |
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