甌穴(おうけつ)と神硯の岩(みすずりの岩)|高千穂峡
▶ in 高千穂峡 posted 2013.07.02 Tuesday / 07:54
甌穴(おうけつ)Pot Hole
岩盤からなる河床に出来る円筒形の深い穴を かめ穴、又はポットホールといいます。河床の岩盤のくぼみや割れ目の所に渦巻きを生じ、そのエネルギーによって穴が出来、さらにその穴に入った小石が渦巻きによって岩盤を削る為、こうした円筒形の穴が出来ます。
場所は、高千穂峡のあららぎ駐車場・神橋から遊歩道を少し下ったところです。
神硯の岩(みすずりの岩)
江戸の盲人学者塙保己一が「稀代の偉傑で諢涙身之れ勤王」と激称し、寛政の三奇人の一人に数えられた高山彦九朗が1792年7月17日に高千穂を訪れています。その紀行文「筑紫日誌」に「新橋を渡りて右に十間余なる岩硯の如くなる有り。
何共名あらず予硯石を名付けて可也といひし」とあり、当時の高千穂神社、神主田尻隠岐守は彦九朗と別れの時次の詠をおくりました。
みすずりの 岩とやいわれむ 神代より 伝へしことの 杤ぬ也けり
場所は、あららぎ駐車場・神橋から少し下ったところです。
上部から撮影したものです。確かに硯の形をしております。
高千穂大橋より 神橋上、中央あたりに神硯の岩
* 今回の説明文は、現地案内板を参照しました。
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