〔 石貫(いしぬき)神社 〕 コノハナノサクヤヒメの父、オオヤマツミ(大山積神、大山津見神、大山祇神)を祭る。 鬼の窟(いわや)から投げた石はここまで飛び、参道(一の鳥居のそば)にはその時の石とされるものが残されている。 コノハナサクヤヒメを嫁にと願う悪鬼が、父の山の神、オオヤマツミから一夜で岩屋をつくる様に言われ、一夜 で完成させたところという伝説があります。 コノハナサクヤヒメを嫁にと願う鬼は山の神、オオヤマツミの指示どおり一夜にして岩屋を造り遂げます。 安心した鬼はうつらうつら・・・夜が明けて鬼がおきて見るとちゃんと完成したはずの岩屋の石が一枚抜けています。 これは朝、鬼が寝ている間にオオヤマツミが石を一枚抜き取った跡とも言われています。 オオヤマツミが朝あわてて岩屋から抜き取って投げたこの石が ここ石貫神社参道入口に据えられています。 古墳の入口から玄室に至る道の天井に大きな隙間があります。 西都原220号墳は“鬼の窟古墳”と呼ばれています。名はこの伝説に由来しているのでしょうね。 時間の都合で石貫神社はここで終え、バスに乗車、石貫階段をバス車窓より見学、再び西都原古墳群へ向 かいました。 石貫神社・石貫階段の写真は記紀の道ページをご覧ください。 第二古墳群に、コノハナサクヤ姫の父であるオオヤマツミ(大山津見神)の陵墓と伝えられている 90号柄鏡式古墳(新しいウインドウで開きます)があるのですが、バスの車窓から見えますし、その時、説明があると 良かったのでは?と内心思ったり。 |