〔 無戸室(うつむろ) 〕 ニニギノミコトはコノハナサクヤ姫と結婚、一夜明けると土賊征伐にお出かけになり数ヶ月してお帰りになると、 姫はすでに身ごもっておりました。コノハナノサクヤヒメが一夜の契りで妊娠したことを知ったニニギノミコトは 「国つ神の子ではないのか」と疑う。コノハナノサクヤヒメは、身の潔白の証として出入り口のない産室を作ら せて火を放ち、「ミコトの子ならば無事に生まれましょう」とそこへ入り、ホオリノミコト(山幸彦)、ホデリノミコト (海幸彦)、ホスセリノミコトの三皇子(おうじ)を産んだ。 大きなクスの木も見ごたえあります。 |